世界中からファッションやトレンドが集まり、人々がそれを思い思いに楽しむことで、独自の文化や個性的なムーブメントが育まれてきた渋谷。そんな街にぴったりな春のシーズンフェア「SHIBUYA SCRAMBLE COLLECTION SPRING」が、2月27日(木)より、渋谷スクランブルスクエアで開催されています。一人ひとりが自分らしい“最旬の春”と出会えること間違いなし。今回は、そんな本フェアの見どころを含め、SDGsの観点からチェックしてみました。「SHIBUYA SCRAMBLE COLLECTION SPRING」で、“自分らしい春”の先頭を思いっきり謳歌してみてはいかがでしょうか?
渋谷ならではの多様なファッションとライフスタイルを実感
「SHIBUYA SCRAMBLE COLLECTION SPRING」は、「春よ、私についてこい。」をテーマに展開される春のシーズンフェアです。ビジュアルには、アーティストHUKANZENさんが制作したというオリジナルぬいぐるみを使用したデザインが起用されています。

このフェアでは、世界中のトレンドが集まる渋谷らしい、多様な最新ファッションやトレンド、ライフスタイルに触れることができるそう。例えば3月1日(土)には、渋谷スクランブルスクエア初となるオリジナルファッションショーが行われました。本フェア名でもある「SHIBUYA SCRAMBLE COLLECTION SPRING」を冠したこのショーは、「SCRAMBLE MUSIC SHOW」とのコラボレーションで実現したとのこと。音楽あり、ダンスあり、トークありの内容は、参加ショップそれぞれの春を個性豊かに表現していたと言えるでしょう。
ファッション×音楽の新感覚イベントほか、注目の見どころは?
さて、いま例に挙げたエンターテインメント性の高い体験型企画をはじめ、見どころはまだまだあるようです。現在開催中のコンテンツを中心にご紹介していきたいと思います。
商業施設初出店!期間限定のポップアップストア
まず1つ目にお届けするのは、3月19日(水)〜4月1日(火)の期間で登場する『HAIKURE(ハイクル)』のポップアップストア。このブランドは、イタリアのトップクラスのデニムファクトリーにより立ち上げられたそうです。最新のファッションとサステイナビリティを共存させたデニム商品を、豊富に取り揃えているのが特徴なのだとか。その革新的なスタイルは、スタイリストをはじめアパレル業界で高い注目を集めています。日本国内でもファンが急増中です。

今回のポップアップストアでは、2025年春夏の新作コレクションの中から、多彩なシルエットのデニムを用意しました。日本国内では、ここでしか購入できない限定アイテムも販売予定ということで、渋谷スクランブルスクエアへと足を進めるきっかけにもなるでしょう。また、ハイクルを知らずに偶然この場所を訪れた人にとっては、ブランドとの出会いの場として機能するはず。長く使えるアイテムの提案を通して、持続可能な消費の促進を数多くの人々に提案していくでしょう。
なお、こちらは商業施設初出店となるブランドとのこと。成長過程にあるブランドの進出を、本フェアで支援しているということが伝わってきます。
消費喚起や地域経済活性化に繋がる?アプリクーポンの配布も実施
ハイクルをはじめ魅力的なポップアップストアも色々と展開される中、3月13日(木)〜23日(日)にかけては、「SPRING COUPON」キャンペーンも行われる模様。

渋谷スクランブルスクエアアプリをダウンロードすれば、3,000円オフのクーポンがゲットできるということで、商業施設全体で春のショッピングをお得に楽しめるのも、心躍るポイントではないでしょうか。クーポン取得までのプロセスが簡単なため、誰もが参加しやすい印象。消費喚起、地域経済の活性化にも繋がりそうな取り組みですよね。“この商品、試してみたいな”、“このアイテムを身に着けて新しい自分に出会ってみたいな”……などといった気持ちに寄り添うようでもあります。このクーポンが、購入に対するハードルを下げる働きをするはずです。
ファッションやライフスタイルに宿る身近なSDGsを渋谷から発信
今回は、渋谷スクランブルスクエアで開催されている「SHIBUYA SCRAMBLE COLLECTION SPRING」に注目。SDGsにおける8つ目の目標「働きがいも経済成長も」や12個目の目標「つくる責任 つかう責任」から捉えてみました。本フェアを通して、ファッションやライフスタイルに溶け込んだSDGsの形が見えてきたのではないでしょうか?
様々なカテゴリーの商品を扱う商業施設だからこそ、自然と増える選択肢の数。買い物を楽しみながら、“どのブランドが、そしてどのアイテムが、環境・社会に配慮されているんだろう?”と考える瞬間が増えてくるかもしれません。文化・人・商品・サービスがたくさん集まる場所に存在する商業施設が、サステナブルな取り組みを強化することで、我々に与える影響も大きくなりそう。今回の渋谷スクランブルスクエアをモデルケースとしたようなフェアに、今後も期待が高まります。