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トップアスリートもファミリーも!           「Tokyo:Speed:Race」でみんな一緒に”走る楽しさ、挑戦する喜び”を体感


この記事に該当する目標
3 すべての人に健康と福祉を 4 質の高い教育をみんなに 11 住み続けられるまちづくりを 17 パートナーシップで目標を達成しよう
トップアスリートもファミリーも!           「Tokyo:Speed:Race」でみんな一緒に”走る楽しさ、挑戦する喜び”を体感

アシックスと、一般財団法人東京マラソン財団が、5月3日(土・祝)、東京2025世界陸上競技選手権大会の開催地である東京で、 「Tokyo:Speed:Race(トウキョウスピードレース) 」を開催しました。

イベントには有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさん、石川佳純さん、大山加奈さんなど豪華ゲストが参加したほか、サプライズで&TEAMのKさんも登場。トップアスリートからファミリーまで皆が一緒に、走る楽しさや挑戦する喜びを感じることのできる1日となりました。

みんなで一緒に“走ること、挑戦することを楽しむ”

「Tokyo:Speed:Race(トウキョウスピードレース) 」は、アシックスの創業哲学「健全な身体に健全な精神があれかし(Anima Sana In Corpore Sano)」を表すブランド・スローガン「Sound Mind, Sound Body(サウンドマインドサウンドボディ)」のもと、走ることで得られる充実感や挑戦する喜び、自信を高める体験をしてほしいという思いで企画されたものです。

会場には、有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさん、石川佳純さん、大山加奈さんといった豪華ゲストがイベントサポーターとして集結し、ハーフマラソンリレーやファミリーランに参加。それぞれレースを大いに盛り上げました。また、増田明美さんや東京2025 デフリンピック応援アンバサダーの川俣郁美さん、朝原宣治さんもハーフマラソンリレーに参加。スタート前のゲストトークや応援などで参加者たちにエールを送り、会場を一層活気づけました。

一般ランナーが参加できる5kmのレースでは、自己ベスト更新を目指すランナーからファンランを楽しむランナーまで、さまざまなレベルの参加者が集いました。このレースには、サプライズで登場した9人組グローバルグループ「&TEAM」のKさんが参加し、見事完走。200名以上が参加するなか、19分13秒というタイムで43位の好成績を収めました。小学5年生から陸上競技の選手として中長距離に打ち込んできたKさんは、 「陸上から離れた仕事には就いているが、こういったかたちでまた走れることを光栄に思います」と笑顔を見せ、「この暑さを吹っ飛ばして、みんなで頑張っていきましょう」と、参加者へエールを送りました。

そのほか、チームで絆を深めるハーフマラソンリレーや、親子で参加できる1kmのファミリーランも行われ、多くの参加者が走るよろこびを分かち合いました。

世界陸連公認「エリートレース」でベスト記録が続々

イベント最後に行われたワールドアスレティックス(世界陸連)の公認レースであるエリートレースでは、世界のトップアスリート125 名がアシックスのランニングシューズ「METASPEED(メタスピード)」シリーズを着用し、自身のスピードの限界に挑戦しました。ここではなんと、3つのエリアレコードと10のナショナルレコード、48のパーソナルベストが記録されました。

エリートレース5kmに参加した太田智樹選手(所属:トヨタ自動車)は、13分30秒という素晴らしいタイムでフィニッシュし、ナショナルレコード(日本記録)を更新。同じく5kmに参加したNadia Battocletti 選手(イタリア)も、14分32秒のタイムでエリアレコード(ヨーロッパ記録)とナショナルレコードを更新しました。
※記録はすべて速報値

ランニング界を発展させることが、SDGsな未来にも寄与する?

トップアスリートの研ぎ澄まされた走りから、一般ランナーやファミリーの笑顔まで、ランニングのあらゆる魅力が輝いた今回のイベントでしたが、実はさまざまな点でSDGsの目標に寄与していると考えることができます。

まず、目標3「すべての人に健康と福祉を」。このイベントは、アシックスの創業哲学や理念のもと、身体を動かす楽しさを感じることや、走ることによる心身の健康の促進が目的となっており、一般ランナー、親子、トップアスリートなどすべての人の、運動による健康づくりを推進しています。子どもたちに身体を動かす経験やスポーツの魅力を伝えていると考えると、身体活動を通じた学びの機会になっていると考えることもでき、目標4「質の高い教育をみんなに」にも貢献しているといえるでしょう。

また、東京という都市で、地域の人々が集い、交流し、スポーツを通じてつながるイベントを開催することは、都市の文化的・社会的な活性化や包摂的なまちづくりに繋がるともいえます。この点では、目標11「住み続けられるまちづくりを」にも貢献すると言えそうです。さらに、今回のイベントは、企業(アシックス)、マラソン財団、アスリート、地域の市民など、多様な組織、人々が協働して開催されたものであり、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」にも貢献しています。

アシックスは、今後もランナーのモチベーションの原動力となるレースの機会をさまざまなかたちで提供するとともに、ランナー同士のコミュニティ創出を積極的にはかり、ランニング界の発展に寄与していく、としています。
アシックスのこうした取り組みは、ランニング界の発展だけでなく、さまざまな観点からSDGsな未来にも寄与することでしょう。


執筆/フリーライター Yuki Katagiri