「一生もの」を選ぶ時代へ。旅とともに時を刻む機械式時計の価値
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「長く使う」という選択が、サステナブルになる
「サステナブル」と聞くと、再生素材や省エネ技術を思い浮かべる人は多いかもしれません。しかし近年は、「良いものを長く使う」という消費スタイルそのものにも注目が集まっています。
大量生産・大量消費ではなく、本当に気に入ったものを修理しながら何十年も使い続ける。その考え方は、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」にもつながる価値観です。
その代表例の一つが、機械式時計です。定期的なオーバーホールを行えば、親から子へ、あるいは次の世代へ受け継ぐこともできる製品として知られています。
スイスの独立系時計ブランド「NORQAIN(ノルケイン)」が発表した新作「Freedom GMT Enjoy Life “Holiday” Limited Edition」も、そんな”長く愛用する価値”を感じさせる一本です。
“旅”を思い出に変える時計という発想
このモデルは、旅をテーマにしたGMT機能搭載の機械式時計です。
GMTとは、海外旅行や海外出張などで現地時間と自国時間を同時に表示できる機構のこと。現在ではスマートフォンでも簡単に時刻は確認できますが、機械式時計では、この機能そのものが旅の歴史と深く結び付いてきました。


今回のモデルでは、文字盤に世界地図をデザインし、オレンジやターコイズ、ピンクなど夏を思わせるカラーを採用。さらに世界各地をイメージしたアイコンや、時間帯に合わせて現れるコーヒーカップや太陽、カクテルなどの遊び心あるモチーフを散りばめています。
単なる時刻を知るための道具ではなく、「旅そのものを楽しむ」という体験を腕元で表現している点が特徴です。
価格は93万5000円。決して手軽な価格帯ではありませんが、何十年にもわたって修理やメンテナンスを重ねながら使い続けられることを考えると、「一生もの」として選ぶという価値観も見えてきます。
機械式ムーブメントには約70時間のパワーリザーブを備えた自社キャリバーを搭載し、裏蓋から精巧な動きを鑑賞できるなど、長く付き合う時計としての魅力も備えています。
ラグジュアリーの価値は「長く使うこと」に変わりつつある
近年、ラグジュアリー市場では「高価だから価値がある」のではなく、「何十年も使い続けられるから価値がある」という考え方が広がっています。
流行に合わせて買い替えるのではなく、メンテナンスを重ねながら長く付き合う。そうした消費行動は、新しいものを次々に購入するライフスタイルとは異なる、持続可能な選択肢ともいえます。


さらに、旅先で過ごした時間や人生の節目を時計とともに積み重ねていくことで、モノは単なる所有物から「思い出を刻む存在」へと変化していきます。
今回のモデルには、世界地図や旅のアイコンだけでなく、専用ケースに世界地図とピンが付属し、「次はどこへ行こうか」と旅の計画まで楽しめる工夫が施されています。こうした体験価値も、長く所有したくなる理由の一つになるでしょう。
“使い捨てない豊かさ”を考えるきっかけに
SDGsでは、資源を無駄なく使い、持続可能な消費を実現することが求められています。
その実現方法は、必ずしも環境配慮素材だけではありません。修理しながら長く使える製品を選ぶことや、愛着を持って使い続けることも、持続可能な社会につながる行動の一つです。
旅の時間を刻み、人生の思い出を積み重ねながら長く付き合う機械式時計。「Freedom GMT Enjoy Life “Holiday” Limited Edition」は、そんな”サステナブル・ラグジュアリー”という新しい豊かさを考えるきっかけを与えてくれる一本といえそうです。
価格:93万5000円(税込)





