【告知】「LGBTQ」をコミュニケーションとビジュアルの視点から読み解く!TRP共同代表理事・杉山文野氏らが登壇するウェビナーが無料開催
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「SDGs」の17の目標の5番目に掲げられている目標、「ジェンダー平等を実現しよう」。
今では「LGBTQ」「多様性」といった言葉や考え方も一般的になりつつありますが、その陰には当事者の方や「アライ(Ally=同盟、味方という意味で、LGBTQを積極的に支援する人)」の方々が進めてきた活動の道のりがあります。
その一つとして、現在では“アジア最大級のLGBTQ関連イベント”とまで呼ばれるようになった「TOKYO RAINBOW PRIDE」を主催する「特定非営利活動法人 東京レインボープライド」の存在があります。
同団体のモットーは、「らしく、たのしく、ほこらしく」。”性的指向や性自認にかかわらず、すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに生きていくことができるHappy!な社会の実現”を目標に掲げています。
そんな東京レインボープライドの共同代表理事を務めるのが、杉山文野さんです。トランスジェンダー(性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)であり、セクシュアル・マイノリティ当事者でもある杉山さん。日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ条例制定に関わり、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員も務めるほか、現在は”父”として子育てにも奮闘しています。
同氏が携わった「東京レインボープライド」は、2012年の初開催時の参加者は約4,500人(パレード 1,500人)からスタートしました。そして、回数を重ねるごとに「LGBTQ」への社会理解が広まるとともに参加者も年々増加。2019年の開催時は、総動員数が20万人を突破し、コロナ禍でオンライン開催された2020年開催時は総視聴者数は43万人を突破する程に規模を拡大しました。
まさに、「LGBTQ」への理解と共に歩みを進めてきた「TOKYO RAINBOW PRIDE」。その道のりを杉山さんご自身が振り返るウェビナーが開催されます。
ウェビナーが開催されるのは、「たのしいをアップデートする」をコンセプトとしたカンファレンスプログラム「EGG (Entertainment Group Gathering)」にて。
「TOKYO RAINBOW PRIDE」は、いかにして“アジア最大級のLGBTQ関連イベント”になったのか。世の中を巻き込み動かした”軌跡”をお話されるそうです。
また、ウェビナーの後半には、Getty Images/ iStock Creative Insights マネージャー・遠藤由理さんも登場。杉山氏と共に、広告やメディアで使われる「LGBTQ」のビジュアルを取り巻く環境について対談します。
以前、杉山さんが仰っていた「性はグラデーション」という言葉が印象的でした。
「SDGsやLGBTQに関するウェビナーって、内容が難しいのでは…」と思われる読者の方にこそ、是非観ていただきたい内容です。一人ひとりが自分の”色”を認め、誰もが認め合える社会をつくるヒントが隠されているかも知れません。
本カンファレンスは、6月21日(月)12時~13時30分にオンラインで無料開催。申し込みは「EGG」サイトにて受付中です。
無料ウェビナー申し込み先「EGG」公式サイト
杉山 文野(株式会社ニューキャンバス代表/特定非営利活動法人東京レインボープライド共同代表理事)
1981年東京都生まれ。フェンシング元女子日本代表。トランスジェンダー。早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了。2年間のバックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、 現地で様々な社会問題と向き合う。
アジア最大級のLGBTQイベントである特定非営利活動法人東京レインボープライド共同代表理事や、 日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ条例制定に関わり、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員も務める。
現在は父として子育てにも奮闘中。
遠藤由理(Getty Images/ iStock Creative Insights マネージャー)
ビジュアルメディアの学歴を持ち、映画業界に従事。2016年からはGetty Images/iStockのクリエイティブチームに所属。世界中のデータや事例をもとに、広告におけるビジュアルの動向をまとめた「Creative Insights」を発信。
多くのクリエイターをサポートしながら、インスピレーションに満ちたイメージ作りを目指している。
Credit: Marc Bruxelle / EyeEm
- [日程]2021/6/21(月)12時~13時半
- [場所]オンライン
- [参加費]無料