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<radiko配信中>伝え方で理解も変わる?伝え方のプロによるSDGsの正しい伝え方とは

<radiko配信中>伝え方で理解も変わる?伝え方のプロによるSDGsの正しい伝え方とは

#RADIO

ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエア中のラジオ番組『SDGs MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。
今回は、環境漫画家・エッセイストの本田亮さんをゲストにお招きし、SDGsの伝え方についてお話を伺いました。

一般的には難しいことの伝え方や、そもそも興味のない人にはどうしたら伝わるのか、批判に対してどのように向き合うか、SDGsを伝える時に大事にしていることなど、”伝える”ことを仕事にされている本田さんに色々教えていただいています。
聞き逃してしまった方はぜひradikoの聴き逃し配信をチェックしてくださいね。
この記事を読んでから聞いてみると、よりお楽しみいただけます。

radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230326141000

わかりにくいSDGsをわかりやすく伝える本田さんのアプローチ

まずは2021年6月に本田さんが出版した「ムズカシそうなSDGsのことがひと目でやさしくわかる本」(小学館)。SDGs独特の難しい単語や文字数の多さから感じる伝わりづらさを本田さんがイラストにし、わかりやすくした本です。
またSDGsについて楽しく学べる『本田亮 ユーモアイラスト展』などの個展を開催したところ、実際に学校の先生が見に来て授業に取り入れたこともあったそうです。

SDGsに苦手意識がある人も

大切なことであっても、『綺麗事』、『意識高い』、などと捉え、避けてしまう人や苦手に感じる人も多いのが現状。そもそもこれまでの常識や習慣を変えることに対して抵抗が強い人も多いです。

例えば昆虫食。SDGsの視点では、「今後可能性の1つとして色々試していきたい」ところだったのですが、世論が「食べたくない」「押し付けるな」「日本は他のものがあるからいい」という流れになってしまい、昆虫食の可能性に行き着いた経緯や根幹にある環境問題などの本質を考える機会を失ってしまったこともありました。
本来SDGsは『色々なことを変えていかないと本当に立ち行かなくなるよ』という話なので、こうした苦手意識のある人たちにもその大切さがもう少し伝わるといいのですが…。こうしてみるとやはり、まずそもそもの”伝え方”が大事になってきそうです。

3月26日に放送したラジオ番組「SDGs MAGAZINE」は、radikoにて聴き逃し配信中です。時間が合わず聴き逃してしまった方は、ぜひradikoのタイムフリーで聴いてくださいね!
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230326141000

ゲスト 環境漫画家 本田亮さん

1953年、東京生まれ。日大芸術学部写真学科の卒業。その後、電通にCMプランナーとして入社。以後、「ピッカピカの1年生」から「こだまでしょうか」に至るまで数多くのヒットCMを企画制作し、世界各国の国際広告賞から国内の広告賞まで様々な広告賞を受賞。
また、カヌーイストとしてサラリーマンによるカヌーチーム「転覆隊」を結成し、世界中の川を冒険したり、アウトドア雑誌に多くのエッセイを掲載、同時に国連WEP協会理事で環境マンガ家としても活動し『エコノザウルスの環境マンガ展』を全国展開され、読売国際漫画大賞優秀賞も受賞。現在は、電通を退社され、フリーランスの作家アーティストとして活動。著書の「ムズカシそうなSDGsのことがひと目でやさしくわかる本」の他、ジャンルを超えた様々なクリエーティブで自然の素晴らしさを伝えています。

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