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アシックスの温室効果ガス排出量最少スニーカー「GEL-LYTE III CM 1.95」が日本オープンイノベーション大賞スポーツ庁長官賞を受賞

アシックスの温室効果ガス排出量最少スニーカー「GEL-LYTE III CM 1.95」が日本オープンイノベーション大賞スポーツ庁長官賞を受賞

#SHOW CASE
  • つくる責任つかう責任

内閣府をはじめ、総務省や文部科学省など8つの省、スポーツ庁、経団連、日本学術会議が主催する「第6回 日本オープンイノベーション大賞」。オープンイノベーションのロールモデルとなる先導的・独創的な取り組みを表彰し、日本のイノベーション創出を加速するための表彰制度です。

そのスポーツ庁 長官賞を、環境と社会に配慮した事業活動を続けるアシックスが受賞しました。

具体的な成果と業界を牽引する姿勢が評価された受賞

アシックスがこの賞を受賞したのは、2022年9月に発表し、2023年9月から発売しているスニーカー「GEL-LYTE Ⅲ CM1.95(ゲルライトスリーシーエム1.95)」が温室効果ガス排出量「世界最少」という具体的な成果を達成したうえ、業界標準となる算出方法を提示するなどメーカーのロールモデルになり得る点を評価されたこと。サプライチェーン全体で取り組んだ結果です。

※2023年9月時点、製品ライフサイクルにおける温室効果ガス排出量が開示されている市販シューズを対象としたデータに基づく。

アシックスの商品開発に欠かせない“健やかな地球環境”

アシックスは「Anima Sana in Corpore Sano(健全な身体に健全な精神があれかし)」を創業哲学に掲げ、世界中のすべての人々の将来世代に続く心身の健康に貢献することを使命としています。そのためには、地球環境も健やかでなければならないと考え、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指し、循環型モノづくりを進めるなど、環境と社会に配慮した事業活動を続けています。

アシックスは今回スポーツ庁 長官賞を受賞した「GEL-LYTE Ⅲ CM1.95」だけでなく、さまざまな商品開発においてサステナビリティに配慮した取り組みを行っています。今回の受賞も、“2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすること”を本気で目指しているアシックスだからこそのものだと言えます。

独自に環境にやさしい商品開発に取り組むだけでなく、業界標準となる算出方法を提示した点にもアシックスの本気を感じますね。

【日本オープンイノベーション大賞スポーツ庁長官賞 概要】
受賞対象名
温室効果ガス排出量世界最少スニーカー「GEL-LYTE Ⅲ CM1.95」の開発
受賞対象者
株式会社アシックス サステナビリティ統括部 サステナビリティ部 荒井孝雄
株式会社アシックス スポーツ工学研究所 フューチャークリエーション部 大﨑隆
株式会社アシックス スポーツスタイル統括部 開発部 松本雄介
株式会社アシックス スポーツスタイル統括部 デザイン部 北見亮太

執筆/フリーライター Yuki Katagiri

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