• トップ
  • 記事一覧
  • 1泊でアフリカに植林10本、「TABETE」ランチボックスで朝食ビュッフェのフードロス削減など、WHGホテルズが実践する多彩なSDGsアクション
SHOW CASE

1泊でアフリカに植林10本、「TABETE」ランチボックスで朝食ビュッフェのフードロス削減など、WHGホテルズが実践する多彩なSDGsアクション


この記事に該当する目標
12 つくる責任つかう責任
1泊でアフリカに植林10本、「TABETE」ランチボックスで朝食ビュッフェのフードロス削減など、WHGホテルズが実践する多彩なSDGsアクション

ワシントンホテル、ホテルグレイスリーなど、ビジネスや観光といったさまざまなシーンにフィットするホテルを展開するWHGホテルズ。健全な憩いの場と温かいサービスを提供し、潤いのある豊かな社会の実現に貢献していくという理念のもと、以前から環境に関する取り組みを進めています。これは近年注目を集めているSDGsの考え方にも共通しており、WHGホテルズでは持続可能な開発目標の達成に寄与すべく、積極的な取り組みを行っています。

「TABETE」のランチボックスで朝食ビュッフェの食品ロスを削減

ホテルステイで楽しみなことのひとつに、朝食を挙げる人も多いのではないでしょうか。WHGホテルズでは「早起きしたくなる、朝ごはん。」をコンセプトに、季節に合わせて手作りにこだわった朝食ビュッフェを提供しています。しかしながら、ビュッフェスタイルには食品の廃棄がつきもの。まだおいしく食べられるものでも廃棄しなければならないという、大きな課題を抱えていました。

営業終了30分前からは提供するお皿を小さくしたり、提供量を調整したりしてロス削減に取り組んでいましたが、さらなる取り組みとして秋葉原ワシントンホテル・ホテルグレイスリー田町・ホテルグレイスリー札幌、仙台ワシントンホテル・広島ワシントンホテル・ホテルグレイスリー那覇で導入されたのが、食品ロス削減アプリ「TABETE」です。

「TABETE」は、株式会社コークッキングが展開する、まだおいしく安全に食べられるのに廃棄の危機に瀕している食事とユーザーをマッチングするフードシェアリングサービスで、掲載店舗は約2000店舗、約49万人のユーザーが利用しています。

WHGホテルズではこの取り組みにあたって衛生管理を新たに見直し、朝食ビュッフェのフードロス分をランチボックスに詰めてお弁当として「TABETE」に出品しています。

このランチボックスは、コンセプトに賛同した近隣の方々や各SNSなどで取り組みを知った方など、現在多くの方が利用しています。ランチ購入をきっかけに、朝食ビュッフェにも足を運ぶ方などもおり、新たな顧客獲得にもつながっているそうです。フードロス削減という利益目的ではないSDGsの取り組みが、ビジネス面でも好循環を生み出しています。

ホテル業界初「MOTTAINAIキャンペーン」オフィシャルライセンスを取得

そして新宿ワシントンホテルとホテルグレイスリー新宿では、毎日新聞社が運営する「MOTTAINAIキャンペーン」のオフィシャルライセンスをホテル業界として初めて取得しました。

「MOTTAINAIキャンペーン」は、植林活動のグリーンベルト運動でも知られ、ノーベル平和賞を受賞しているケニア出身のワンガリ・マータイさんが提唱して2005年にスタートしたキャンペーン。Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動への考えと、かけがえのない地球資源に対するRespectが込められている日本語「MOTTAINAI」を、環境を守る世界の合言葉として、持続可能な循環型社会の構築を目指す活動です。

この理念に共感し、両ホテルでは、グリーンベルト運動に寄与できる宿泊プランの販売を実施しています。「MOTTAINAIから始める!~10本の植樹を叶えるグリーンベルト運動~SDGsプラン」は、キャンペーン事務局を経由してグリーンベルト運動に寄付が行われるというもの。1泊につきケニアをはじめとしたアフリカの地への植樹10本分に貢献することができます。

オリジナルエコボトルの展開など、多彩なSDGsアクションを実施

さらに、ホテルグレイスリー(銀座・田町・浅草・新宿・大阪なんば・札幌)では、これまで客室にサービスとして用意していたミネラルウォーターを廃止。ホテル内のパブリックスペースにウォーターサーバーを設置し、客室での使用はもちろん、外での持ち歩き用や旅のお土産としてもご利用いただけるオリジナルエコボトルの販売により、プラスチックごみ削減に取り組んでいます。

さらに、連泊の客室清掃においてタオルや歯ブラシの交換、ゴミ捨て以外の清掃を控え、クリーニングにかかるエネルギー消費を抑えてCO2を削減する「エコ清掃」の導入(宿泊客からの希望があればフル清掃を実施)や、歯ブラシをバイオマス素材に変更してプラスチックごみ約35%削減の実現、社内資料などのペーパーレス化を推進など、WHGホテルズではさまざまなSDGsの取り組みを行っています。

ビジネスホテルのリーディングカンパニーとして、常に業界をけん引してきたWHGホテルズのSDGsへの取り組み。出張や旅行でホテルを探す際には、せっかくなら持続可能な社会の実現に寄与できるホテルステイを選んでみてはいかがでしょうか。