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食品ロス解消でSDGsの様々な目標に貢献!捨てられてしまう野菜を救う「ロスヘル」


この記事に該当する目標
2 飢餓をゼロに 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 12 つくる責任つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を
食品ロス解消でSDGsの様々な目標に貢献!捨てられてしまう野菜を救う「ロスヘル」

1年の間に様々な理由で発生する日本の食品ロスは約523万トン。食品ロスを減らすことができれば、生産者が助かるだけでなく、消費者もより安く美味しい食品を手に入れることができ、将来的な環境悪化や人口増加による食料危機問題にも貢献することができます。

より良い未来のために、食品ロスの問題を解決していくことは非常に重要です。食品ロスを減らすため、私たちにできることはどんなことがあるのでしょうか。

地球に優しい野菜宅配サービス「ロスヘル」

「食品ロス」と一口に言っても色々なものがありますが、そのうちの一つが、味は美味しく、食べられるのに、傷や不揃いが理由で捨てられてしまう「規格外野菜」です。例え見た目がキレイでなくても、大切に時間をかけて育てられたおいしい野菜。これらが廃棄されてしまうのはもったいないですよね。

そんな食品ロスを少しでも減らそうと生まれたサービスが「ロスヘル」。規格外の野菜や果物をセットにし、1か月または2週間ごとに全国に届けています。

売り手も買い手も幸せに、そして社会(環境)も良くする「三方良し」な未来を目指す

 「ロスヘル」を利用するとメリットになるのは、一般的な食品売り場と比べ25%~30%程度安く野菜を買うことができること、日々の買い物での外出の手間や重い荷物を運ぶ手間を減らすことができること、そして規格外野菜の廃棄を減らし環境保護に貢献できることです。

さらにロスヘルは食品ロスの問題だけでなく、リサイクルしやすい段ボールや新聞紙を使う、エコロジーなOPP袋を使用するなど、梱包資材を工夫することでごみを減らしさまざまな環境問題に向き合っています。

食品ロスから生じる温室効果ガスは自動車から排出される温室効果ガスと同じ

今、食べ物に困っている人が世界には8億人以上いるといわれている一方で、世界的に大量の食品ロスが廃棄物として燃やされ、莫大な温室効果ガスが発生しています。食品ロスから生じる温室効果ガスは地球全体の排出量の8〜10%と言われており、これはあまり知られていませんが、自動車から排出される温室効果ガスと同じくらい多いといいます。

食品ロスの問題解決に取り組むことは、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」、目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、目標12「つくる責任 つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」など様々な目標達成に貢献します。実際に食品ロスへの取り組みは、目標の中の、より具体的な169のターゲットにも明記されています。

ロスヘルを利用することで、食品ロスを減らし、世界がいま直面している飢餓、環境およびエネルギー問題の課題解消に貢献することができます。まずは自分にできることを。日々の野菜選びから見直してみませんか。