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「すべての人に健康と福祉を」創業20周年を迎える桜十字グループが新スローガンを発表


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「すべての人に健康と福祉を」創業20周年を迎える桜十字グループが新スローガンを発表

医療・介護・予防医療を軸にウェルビーイング・フロンティアを目指す桜十字グループが、2025年の創業20周年を記念して、 新たなスローガンとキービジュアルを発表。
「医療をしあわせというものさしで再定義し、人びとの生活をウェルビーイングな状態にすること。」「様々な領域で“生きる”を満たし、QOL充実社会の実現につなげていくこと。」を目指し新たなスローガンとして「WELL-BEING FRONTIER」を掲げます。

キービジュアルは、アートユニットMOTAS.(モータス)が担当。綺麗ごとではない、「生きる」ことへの想いを込めました。

高齢化がますます進む日本で求められるもの

「人生100年時代」と言われる中、日本の少子高齢化の動きはますます加速し、2060年には約40%ほどが65歳以上になるといった人口推移が予測されています。

厚生労働省の保健医療ビジョンにおいて「2035年、日本は健康先進国へ」と提唱されてから、早10年が経ちました。次の10年に向けて、医療は病気やケガを治すといった身体的なことだけでなく、精神的・社会的な面でもQOL向上を目指していくこと、つまり「Well-being(ウェルビーイング)」な社会創生に貢献していくことが求められています。

ウェルビーイング(Well-being)という言葉は、WHO(世界保健機関)が設立された際、WHO憲章前文において、健康を定義づける言葉として登場したもの。身体的・精神的・社会的に、良好で満たされた状態を意味し、「幸福」と訳されることも多い言葉です。
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、身体的にも精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。

メディカルグループとしてスタートした桜十字が次に目指すのは、ウェルビーイングな社会の拡大

桜十字グループは、2005年の創業から最初の10年を「メディカルグループ」として歩みを進め、その後社会のニーズに応えるため「ヘルスケアグループ」として次の10年を成長してきました。

これからの桜十字グループが目指すのは、「医療をしあわせというものさしで再定義し、人びとの生活をウェルビーイングな状態にすること。」「様々な領域で“生きる”を満たし、QOL充実社会の実現につなげていくこと。」
新たなスローガンとして掲げた「WELL-BEING FRONTIER」には、「人生100年時代を生きる人びとが、健康かつ幸福感を感じられる社会を切り拓くため、桜十字グループがその最前線に立ち、枠組みに捉われることなく、ウェルビーイングの地平をどこまでも拡げていきたい。」という想いが込められています。

新キービジュアルに込められた「生きる」ことへの想い

今回、桜十字グループは、「MOTAS.」を協力アーティストとして選出。その理由は、「大切にしている想いの一致」だと言います。

「MOTAS.」の二人が描くアートにはどれも、“どんな状況でも明日はあり、何かを背負いながら生きていく”という意味が込められています。医療の現場では特に、身体が不自由な方や心に何かを抱えている方と関わる機会が多くあります。また、生きていく中でどんな人でも、いやなことや不安なことに直面します。このような状況にある人々に対して、桜十字は「生きるを満たす」ことを掲げ、「WELL-BEING FRONTIER」を目指していく。綺麗ごとだけではない、「生きる」ことへの想いを込めたクリエイティブによるキービジュアルとなりました。

今回の作品について「MOTAS.」は、「今回の作品タイトルは「紡ぐ(Tsumugu)」です。人々にとっての理想の理解者は、やはり人間だと思っています。人と人との営みが古来から現在にまで続いていて、それがあって今があると日々感じます。人それぞれ言語や文化、能力は違えど、未来はこうであってほしいと願う共通の気持ちを、キャラクターが持っている無限大(∞)のインフィニティーリボンに見立てています。いま自分たちが立っている世界でも、こういった輪が広がることを願っております。」と語っています。

熊本県の民間病院の中で最大の病床数を有する「桜十字病院」から始まった桜十字グループ。今では病院のみにとどまらず、医療・介護・予防医療のヘルスケア領域において、社会に必要な様々な事業やサービスを全国に展開しています。

SDGsの目標3は、「すべての人に健康と福祉を」。誰もが健康で幸せな生活ができる社会を目指しています。ここで“健康”が指す意味はもちろん“ウェルビーイング”な状態のことでしょう。

桜十字の新スローガン「WELL-BEING FRONTIER」、私たちもこれに続き、体の健康だけでなく、心身共に健やかな状態を目指していきたいですね。


執筆/フリーライター Yuki Katagiri