「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」SHIPSが教える、節電しながらできる“防寒対策”
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1年で1番寒い月である2月。皆さんはどんな防寒対策をしていますか?しっかり防寒して暖かく過ごしたいですが、暖房やヒーターなどの電力を使いすぎるのは避けたいですよね。
そこで今回は、「電力をⒽへらす Ⓣつくる Ⓣためる」の頭文字からとった“HTT”をキーワードに、都⺠・事業者等への働きかけを通じて脱炭素社会に向けたアクションを実施している東京都、そして、30年ほど前からビーチクリーンなどサステナブルな社会に貢献できる取組を行っており、昨年東京都の「HTT取組推進宣言企業」としても登録した株式会社シップスに、環境に配慮しながらファッションを楽しむためのコツを聞きました。
上手な洋服選びが節電しながら「寒暖差」を乗り切るコツ?
以前に比べ、最近耳にすることが多くなった「寒暖差」という言葉。日中夜間と一日の中での寒暖差だけでなく、昨日はかなり寒かったのに、今日はなんだか暖かい?というように日毎の寒暖差も大きいため、日々快適に過ごすためには毎日の洋服選びが重要になります。
また、ここ数年は、エネルギー価格の高騰などから電気代の値上げが続いています。暖房機器の使用により、1年の中で電気代が1番高くなるといわれているのが冬です。家の中では、節電をしながらどのように寒さを乗り切るかも重要です。
今日からできる、節電しながら寒さも「Ⓗへらす」ポイント
1つ目のポイントは、“首”を温めること。
冬の効率のいい冷え対策は“三首”と呼ばれる「首」「手首」「足首」を温めること。皮膚が薄く、さらに太い血管も通っている三首は、リンパ液の合流地点とされる重要な場所です。
タートルネックを着たり、靴下を重ね履きして温めることで、熱を体に行き渡らせることができ、全身がポカポカになります。
ポイント2つ目は、重ね着を楽しむこと。
重ね着は冬のおしゃれの醍醐味。トレンドの色や素材を重ね合わせることで、楽しみながら防寒対策をすることができます。
インナー、ミドルインナー、アウターとお気に入りの洋服を重ねることで、カジュアルで暖かな冬のコーディネートを完成させたり、起毛感のある素材のフランネルシャツにツイード調のジャケットを合わせてかっちりとした印象の中にも暖かさをプラスしたりとTPOに合わせて冬のおしゃれを楽しみましょう。
上記2つのポイントを抑えた、SHIPS担当者のおすすめのコーディネートがこちら。


寒暖差を和らげながら今季のおしゃれを楽しめるよう、トレンドのベロア調素材を活かしています。
シャツのインナーとして合わせたフロッキータートルネックカットソーは、いつものコーディネートにプラスするだけで季節のムードをぐっと高めてくれます。タートルネックで首元は暖かく、ベロアのような独特の質感と光沢感で女性らしく華やかに。また、今年の注目アイテムのフェイクファー素材のブルゾンは、暖かさと同時にトレンド要素も取り入れられるアイテムです。ボトムスにはスポーティなスウェットパンツを合わせれば、抜け感をプラスした大人のカジュアルスタイルを楽しむことができます。
・アウター :フェイクファースタンドカラーブルゾン/SHIPS ¥39,600(税込) ★ベロアアイテム
・トップス①:フロッキータートルカットソー/SHIPS ¥12,100(税込)
・トップス②:ピンオックス刺繍オーバーシャツ/SHIPS ¥15,950(税込)
・ボトムス :ニットソーパンツ/J.J.MERCER \19,800(税込)
アイテムとしておすすめにあがったのは、重ね着で取り入れたいトレンドアウター。
暖冬傾向を受けて、気温の変化が激しい昨今ですが、それらにも対応できる担当者おすすめのアウターは、ジャケット感覚で着用できるショートやミドル丈アウター、取り外しができるライナー付きコートなど、気温の変化に合わせて、様々な着こなしが楽しめるもの。


例えば、見た目もふんわりとあたたかみのある素材感で、程良くゆったりとしたサイズ感、立体的なフォルムが特徴のチェック ショート P コートは、大きめの襟が2WAY仕様で、寒い時にはスタンドカラーにして風を除けることができ、首回りも暖かくなります。
・チェック ショート P コート/SHIPS ¥29,700(税込)
今、SHIPSのWEBマガジン「SHIPS MAG(シップスマグ)」では、HTT×SHIPSのコラボ企画として「働きやすい、暖かい、簡単にまねできる」をテーマに、今年の冬のおすすめウォームビズスタイルが紹介されています。
ここではさらにサッカーJ1 リーグのFC 東京ともコラボレーション。遠藤渓太選手がモデルとして登場していますので、合わせてチェックしてみてください。
SHIPS も行う“HTT”


HTT は、電力を「H(へらす)T(つくる)T(ためる)」をキーワードに、都⺠や事業者と共に、気候危機への対応だけでなく、エネルギーの安定確保に向けたアクションを推進する取組です。
HTTの活動には、使っていない電気やエネルギーを無駄にしないために電気をこまめに消したり、使っていない機械の電源をオフにすることでエネルギーの無駄を「Ⓗへらす」、太陽光パネルなどを使用して、太陽の光を電気に変えるなどの「Ⓣつくる」、そして最後につくった電気を電池にためておく「Ⓣためる」があります。
これらすべてを行うことが脱炭素社会へ向けたアクションであり、必要なときにすぐ電気が使えるようになるコツです。なかでも「Ⓗへらす」は、誰でも簡単に今日から始められる活動です。
今回紹介したコーディネートやアイテムを参考に、まずは、「Ⓗへらす」ことから、HTTの第一歩を始めてみませんか。
執筆/フリーライター Yuki Katagiri