「猫の日」猫を愛でるだけじゃなく守る日にしよう イエローハットで保護猫譲渡会開催
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皆さんは、2月22日は「猫の日」であることを知っていますか?
カー用品専門店を全国展開する株式会社イエローハットは、毎年「猫の日」に合わせて、猫を交通事故から守るための「全国交通にゃん全運動」を実施しています。
7年目となる今年は、外で暮らす猫を安全な環境に保護することが悲しい交通事故を減らすことにつながるという想いのもと、保護猫と新しい家族との出会いの場となる譲渡会や、猫参加型の「猫パンチ募金」などを行いました。今回は、イエローハットが取り組む保護猫活動を紹介します。
イエローハットの由来から繋がる交通安全の取り組み


イエローハットの社名は、通学時に児童が被る「黄色い帽子」に由来しており、自動車産業に携わる企業として「交通安全」を願う思いが込められています。
これまで交通安全運動に力を注いできたイエローハットは、、猫と人が共生し安心して暮らせる社会を目指そうと、2019年から毎年2月22日「猫の日」周辺で啓発活動を行っています。
保護猫100匹を集めた譲渡会「イエローキャット」


「猫の日」に向けて、イエローハット新山下店では、2月20日〜2月 22 日の3日間限定で保護猫譲渡会「イエローキャット」が開催されました。
この譲渡会には保護猫100匹が集まり、「触れ合いブース」と「ケージブース」という2つの会場が設置されました。
譲渡会に先駆けて行われたプレス発表会に登場した、イエローハット代表取締役会長の堀江康生氏と、保護猫喫茶を運営する株式会社「にゃんこ亭」の畔栁敬一氏は、保護猫譲渡会では会場探しが難しいと口を揃えて強調しました。
また、今回の譲渡会について、堀江氏は「お客様が集う店舗の駐車場を使うことで色々な人に見てもらえるので、1 人でも多くの方に保護猫との出会いの場を提供できるようにしていきたい」と思いを語りました。
猫は車のライトやクラクションなどに驚き固まってしまうという習性があります。「全国ロードキル調査2024」によると、道路で命を落とした猫の数は、年間推計で22万頭以上となっています。こうした中、外で暮らす猫を保護することで、人間だけでなく猫も安全なクルマ社会を目指していけるでしょう。
今回の「全国交通にゃん全運動」は、SDGsが掲げる目標11「住み続けられるまちづくりを」につながっていきます。
猫パンチで募金!?


一方、イエローハットは昨年に引き続き、猫参加型の「猫パンチ募金」を、2月17日〜24日の期間で実施しました。
この募金は、専用サイトにスマートフォンやタブレットからアクセスし、飼っている猫のお名前を入力することでルーレットが現れます。ルーレット画面には、「動く魚」など猫が遊びたくなるギミックが仕込んであり、ルーレットを猫がパンチで止めると寄付する金額が表示される仕組みとなっています。
また、始まるタイミングでカメラ撮影を許可すると、猫パンチする瞬間をスマートフォンやタブレットのインカメラで撮影することも可能。さらに今年は、猫と一緒に暮らしていない方も参加できるよう、画面上に現れる猫が自動でルーレットを止めてくれる「人間用モード」も追加されました。
「猫パンチ募金」による寄付金額は500万円が上限で、イエローハットから保護猫・動物愛護団体へと贈られます。
人間だけでなく猫も安心して暮らせる社会へ


猫の交通事故を減らすために、これまで「全国交通にゃん全運動」で気をつけてほしいことを発信してきたイエローハットは、外で暮らす猫を安全な環境に保護し「大切にしてくれる里親との出会いを作れたら」と開催された保護猫譲渡会を通して、猫と人が共生し安心して暮らせる社会を目指しています。
また私たちひとりひとりができることとして、「猫の事故を減らそう」そんなやさしい気持ちでハンドルを握ることで、猫も安全なクルマ社会の実現に少しでも貢献できるかもしれません。
身近で可愛らしく人間に癒しを与えてくれる猫を、愛でるだけじゃなく守る日にしよう。
そんな願いが叶う社会は、SDGsが掲げる目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に繋がっていくのではないでしょうか。