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誰にでも優しい自動ドアを導入?東京建物の新ブランド”minanoba相模原”が開業


この記事に該当する目標
11 住み続けられるまちづくりを
誰にでも優しい自動ドアを導入?東京建物の新ブランド”minanoba相模原”が開業

2025年3月5日に神奈川県相模原市で”minanoba 相模原”がオープンしました。
オープンに先立ち東京建物は内覧会を開催しました。

これまでFUNDESシリーズや、昨年10月に開業したばかりのlivedoor URBAN SPORTS PARKなどを手掛けてきた東京建物の新ブランド。
そんな”minanoba”シリーズは”暮らしのインフラ”をコンセプトとした地域密着型の商業施設になっています。

この記事では先月開業した「minanoba相模原」の魅力を内覧会の様子も併せてレポートします。

”minanoba”とは?

地域の人々が「みんなで共有できる場」=「皆の場」を意味している”minanoba”は、誰もが気軽に訪れることのできる親しみやすさを表現しています。街で暮らす人々の生活に溶け込み、無くてはならない施設として愛され、街に寄り添い、街と共に育つ施設となってほしいという願いが込められているそうです。

”暮らしのインフラ”をコンセプトに、主なテナントは、スーパー「ライフ」、ドラッグストア「トモズ」、100円ショップ「セリア」、衣料品店「パシオス」、すし店「魚米」、サーティワンアイスクリーム、眼鏡店、診療所、買い取り専門店、英語教室などが出店しています。

実は増えている”地域密着型商業施設”

2024年11月には LICOPA 東大和(ヒューリック)が開業したほか、2025年5月にはららテラス 川口(三井不動産)の開業を控えており、このような地域密着型施設は近年増加傾向にあります。

今回のminanobaシリーズでも、東京建物が地域密着型施設に参入した理由として、東京建物 商業事業部長 長谷山隆史氏は「コロナ禍を経て社会的にハイブリッドワークが定着し自宅で過ごす時間が増えていることや、時間を有効に活用したい共働き世代や移動に制約がある高齢者も増える中で、コンパクトに生活必需品・サービスへアクセスできることが求められている」と、その背景を語っていました。

地域密着型の名の通り、徒歩や自転車で地域住民が来客することを見込んでいるそう。
車や電車に乗らずとも、食品や日用品など生活必需品が揃う施設が近くにあると生活が一気に便利になりそうですね。

誰にでも優しい自動ドア”ミライロドア”も導入

今回minanoba相模原には、障害のある方全てに対応し、扉の開閉をスマートフォンと連動させて行う”ミライロドア”が日本で初めて導入されました。

この自動ドアはアプリで事前に必要な支援の情報を登録することで、自動ドアとスマートフォンが連携して、音声の誘導案内等が自動で作動するシステム。

車いす利用者や視覚障害を持つ方、ベビーカー利用者など、利用者に応じて必要なサポートが異なる中、通常の自動ドアで発生していた「開閉スピードに追いつけない」「いつ自動ドアが開閉しているのかわからない」「自動ドアのボタンが押せない」などそれぞれの問題を解決しています。

オープンに先立ち開催された内覧会では開発に携わった株式会社ミライロ代表 垣内さんが「公共施設や医療機関に導入されることも多いですが、このような施設に導入されることで日々の生活に安心感が増します。」と、ご自身の経験も踏まえ語っていました。

これから増えていくminanobaシリーズ

minanobaの第2号は埼玉県・川口に出店予定。
生活様式も変わる中、minanobaによって住みやすい街になっていくのが楽しみですね。