「サントリー天然水」から未来の水資源へ意識を拓く ウォーターポジティ部による啓発活動
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サントリーグループ、「世界水の日」にプロジェクト動画・Webページ公開 水資源の重要性を次世代へ
サントリーグループは、持続可能な社会の実現に向け、事業の根幹である「水」と、その源となる「水を育む森の大切さ」を次世代に伝える活動を継続的に実施しています。
この度、「サントリー天然水」は、次世代の子どもたちに向けた新たな啓発活動「次世代ウォーター・ポジティブ プロジェクト」を2024年8月1日の「水の日」より始動しました。このプロジェクトは、使用する以上の水を育む「ウォーターポジティブ」という理念の重要性を広く社会に浸透させることを目指すものです。
その活動の中核を担ったのは、水への深い関心を共有する高校生有志によって結成された「ウォーターポジティ部」です。部員たちは、主体的に水資源に関する学習を深め、その知識と重要性を同世代へと啓発するために、SNSを活用した情報発信や、主体的なイベントの企画・運営など、多岐にわたる活動を展開してきました。


そして、その活動の集大成として、2025年3月22日の「世界水の日」に、「ウォーターポジティ部」の公式Instagramアカウントにおいて、自主制作による啓発動画が公開されました。この動画には、プロジェクト発足からこれまでの活動を通して、高校生部員たちが真摯に感じてきた水の大切さ、そして未来の世代に向けて切に伝えたいメッセージが、彼ら自身の言葉で紡がれています。
動画を制作した高校生部員からは、「たくさんの人に見てもらい、もっと水の大切さを同年代に知ってもらいたい」、「実は毎日の生活でこんなに水を使っていること、そしてすぐ使える水が少ないことをみんなにも気づいてもらい、水資源を大切にするきっかけになってほしい」という声が挙がりました。
また同日、水資源の保全に向けた具体的な行動を提案するWebページも公開されました。「水を大切に、自分たちができること」と題されたこのページでは、家庭におけるお風呂、トイレ、台所など、水を守るために誰でも簡単に取り組める行動例が紹介されています。これにより、若い世代をはじめとする幅広い層に対して、水資源保護への意識向上と具体的な行動を促すことが期待されます。
3月末をもって「ウォーターポジティ部」の活動は一旦終了しましたが、このプロジェクトに参加した高校生部員たちが得た水資源の重要性に関する深い学びと、主体的な行動への意識は、今後も「永久ウォーター・ポジティブアンバサダー」として受け継がれていきます。彼らの真摯な想いと活動は、未来の世代が安心して水を利用できる社会の実現に向けて、力強い推進力となるでしょう。
サントリーグループの「次世代ウォーター・ポジティブ プロジェクト」は、企業が次世代育成と持続可能な社会の実現に向けて、長期的な視点を持って取り組むべき課題を示唆しています。若い世代の主体的な学びと行動を支援することで、より良い未来を共創していく彼らの活動に、今後も注目が集まります。

