ハイネケンが提案する“飲む自由”とは?大阪・関西万博オランダパビリオンでノンアルビールを提供
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ハイネケン・ジャパンは、2025年大阪・関西万博のオランダパビリオンにて、オフィシャルスポンサーとして、世界No.1の販売量を誇るノンアルコールビールであるハイネケン 0.0を提供し、「飲む自由」という新しい価値観を提案します。
この「飲む自由」とは、単にアルコールを飲まない選択肢を提示するだけでなく、周りがアルコールを頼んでいる乾杯の場でも、ハイネケン 0.0を片手に持っている時は「自分らしく堂々と乾杯できる」という新たな選択肢です。これはSDGsの目標持続可能な世界の理念とも通じるのではないでしょうか。
ノンアルコールはクールな飲み物?時代を経て変化する飲酒トレンド


昨年2024にハイネケンとオックスフォード大学心理学部チャールズ・スペンス教授が共同でイギリス・日本・米国・スペイン・ブラジルの5カ国、約1万2千名に対して行った調査研究で、Z世代と呼ばれる若者の間においても、大勢が集まる場面ではお酒を飲まなければならないというプレッシャーを感じる人が全体の3分の1以上いる一方で、普段からノンアルコール、あるいは低アルコール飲料を飲む人の3分の1以上が「かっこわるい」「つまらない」といったイメージだったノンアルコールが徐々に「クールな飲み物」にシフトしている傾向を確認しました。研究結果が示すように、特に、アルコールを飲まない選択肢がますます求められる現代において、「ハイネケン 0.0」は新たな飲用スタイルを提案しています。
近年は特に日本国内のノンアルコールビール需要も健康志向の高まりやライフスタイルの多様化といったトレンドを背景に年々高まっており、ハイネケン 0.0は「飲まない自由」をも尊重した新しい飲用スタイルを提案しています。社会的な飲酒のプレッシャーに対する意識が変わりつつある今、自分の意思でアルコールを選ぶまたは選ばないことを選択できることは、多様性とウェルビーイングの観点でも注目できます。
ハイネケンは、大阪・関西万博を通じて社会課題への理解を深め、ブランドの枠を超えて持続可能な社会への貢献を目指しています。そして訪れる全ての来場者に向けて、「飲む自由」と「飲まない自由」の両方を大切にするというメッセージを、オランダパビリオンから世界へ発信していきます。
持続可能な未来社会のあり方を提示するオランダパビリオン


ハイネケンの話が続きましたが、皆さんはオランダパビリオンにどのようなイメージをお持ちでしょうか。つい最近は閉幕後に建物ごと淡路島へ移築することが発表された循環型コンセプトのパビリオンとしても話題になっています。オランダパビリオンは、共に分かち合い、新しい価値を生み出すこと「コモングラウンド(共創の礎)」をテーマに、持続可能な未来社会のあり方を提示しています。
目印になる球体の建物は「man made sun(次世代への太陽)」と呼ばれ、日の出を象徴し、無限のクリーンエネルギーを表現しています。
そこに併設される「オランダ パビリオン カフェ」ではハイネケン 0.0だけでなく、オランダ文化と日本の食文化が融合したユニークなグルメ体験を楽しむことができます。
気になるメニューはたくさんありますが、オランダの伝統的なメニューをサステナブルに楽しめるところがポイントです。保存食である「塩漬けニシンの玉ねぎ添え」や、にんじんを使ったオランダ風煮込み料理ヒュッツポットをおにぎりスタイルにアレンジした「にんじん入りヒュッツポットおにぎり」、さらにはベジタリアンビーフを使った「ビターバルおにぎり」など、豊かなメニューを取り揃えています。
ハイネケンと大阪・関西万博が提案する“共創の未来“と”飲む自由”


425年前に始まった日本とオランダの交流は、出島から万博開催地・夢洲へと受け継がれています。ハイネケンは、1864年にオランダ・アムステルダムで誕生し、「ビールを売るな、楽しい時間を売れ。」というハイネケン社3代目社長の言葉をモットーに、創業以来、品質にこだわりながら、時代に合わせた革新を続けるブランドへと成長しています。
今回の大阪・関西万博での取り組みに関してハイネケン・ジャパン 代表取締役社長 トニー・ウィーラー氏は、「大阪・関西万博における、ハイネケンのスポンサーシップは、単なるブランド発信ではなく、持続可能な社会を支援する一環として位置付け決定しました。オランダパビリオンを通じて、世界に向けて「より良い未来のための選択肢」を提示することを楽しみにしています。」と語っています。