【SANU Lifestyle Partners を始動】“都市と自然を行き来する暮らし”の社会実装へ
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シェア別荘サービス「SANU 2nd Home https://www.sa-nu.com/」を展開する株式会社SANUは、“都市と自然を行き来する暮らし”を社会に実装していく取り組みとして、産業・地域横断型の共創基盤「SANU Lifestyle Partners(以下、LSP)」を始動します。
第一弾には、ゴールドウイン、J.フロントリテイリング、日鉄興和不動産、日本航空(JAL)、ANAグループ、クレディセゾンの大手企業6社が参画。
移動・住まい・商業・自然体験・金融といった暮らしの基盤を担う企業が結集し、”都市と自然を行き来する暮らし”を日常の選択肢として浸透させる活動を開始します。
本記事では、持続可能な社会の実現に向けて、SANUがどのようにしてSDGsのゴール達成に寄与しているのかについて深掘りします。
背景:旅だけでは満たされない、“自然へ通う暮らし”への関心の高まり
国や自治体による「二地域居住」や「関係人口」創出の取り組みが進む一方で、世界的には都市への人口集中が加速しており、国連の予測では2050年には世界人口の約70%が都市に暮らすとされています。
日本においても「都市生活をどうアップデートするか」が、次世代のライフスタイルを考える上で重要なテーマとなっています。
SANUが2025年3月に実施した独自調査では、以下のような傾向が明らかになりました。
・首都圏在住者の約3人に1人(約700万世帯)が「二拠点生活」に関心
・子育て世帯の93%が「継続的な自然との関わり」を希望
・関心層の約7割が、「年12泊程度の“通う”二拠点生活なら実践したい」と回答
加えて、観光地の混雑や宿泊費の高騰などを背景に、「一度きりの旅では満たされない」「もっと日常的に自然とつながりたい」と考える都市生活者が増加傾向にあります。
そうした中で、”都市に生活のベースを持ちながら、
定期的に自然へ通う暮らし”が、新たなライフスタイルとして注目を集めています。
LSPとは:”自然と共に生きる”を社会実装する共創基盤


「SANU Lifestyle Partners(LSP)」は、都市生活者に“都市と自然を行き来する暮らし方”を提案し、社会に実装していくための共創型プロジェクトです。
移動・住まい・商業・自然体験・金融など、暮らしの基盤を担う産業、そして日本各地の自然拠点や地域事業者も含めた連携を実現し、都市生活者が軽やかに都市と自然を行き来できる、次世代型ライフスタイルの仕組みを共創していきます。
各社のテーマに応じて、「顧客基盤の共有」「サービスの相互連携」「拠点の共同開発」の3軸を中心に段階的な実行計画を策定し“都市と自然を行き来する暮らし”を新たな時代のスタンダードにすべく社会実装に取り組みます。
産業と技術革新の基盤を。そして住み続けられるまちづくりを


“都市と自然を行き来する暮らし”が日常になる未来へ 近年、都市に暮らす人々の間で、一時的な観光ではなく、自分のペースで継続的に自然に通う暮らしが、無理なく実現できる新しい選択肢として注目を集めています。背景には、都市への人口集中の進行とともに、ストレスや孤立といった“都市疲労”が暮らしの質に影響を与えている現実があります。
一方、地方では過疎化や担い手不足の深刻化が進み、「地域と継続的に関わる生活者」、すなわち関係人口の創出が重要な政策課題となっています。
このように、都市と地方それぞれの課題の間には、“都市と自然を行き来する暮らし”が新たな接点として機能しうる可能性があります。都市に拠点を持ちながら、自然とのつながりを日常に取り入れることは、個人にとっては心身の調律や暮らしの質の向上につながり、地域にとっては持続的な関係性の構築をもたらします。
こうした背景をふまえ、産業・地域横断の共創基盤「SANU Lifestyle Partners」を立ち上げました。SDGsゴールに向けてSANUは、“都市と自然を行き来する暮らし”を、日常のライフスタイルとして社会に根づかせることを目指しています。都市に暮らしながら、自然と関わり続ける。その中で生まれるすこやかさや、地域とのつながりが、次の時代のライフスタイルに新しい価値をもたらしていくとを信じ、社会に貢献しています。