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心拍データで巨大心臓が動き出す!いのちの循環体験型イベントが万博に登場


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3 すべての人に健康と福祉を
心拍データで巨大心臓が動き出す!いのちの循環体験型イベントが万博に登場

この夏、EXPO 2025 大阪・関西万博「健康とウェルビーング ウィーク」において、来場者による言葉とヘルスケアデータのドネーション(寄付)によって、いのちの循環を体感していただくイベント
「inochiのペイフォワードWeek Presented by 中外製薬」が6月27日(金)〜6月30日(月)に夢洲ギャラリーWESTにて開催されます。

言葉とデータでいのちを支え合う、新しい循環のかたち

私たちの周りには、保険制度や献血をはじめ、臓器提供やチャリティー、復興支援など、互いに支え合う「共助」の取り組みが多く存在します。そして共助には、困ったときはお互いさまの精神があります。
このようにだれかのいのちを思い、行動することを「inochiのペイフォワード」と名づけ、一人ひとりの生き方が凝縮された言葉と、一人ひとりの生きる証であるヘルスケアデータを、だれかのいのちを守るために役立てる、言葉とデータのドネーションを提案するのが本イベントです。

巨大心臓を動かし続けよう!来場者と一緒にいのちの循環を体験

メイン会場には高さ2m超の心臓オブジェが登場。来場者はスマートフォンから専用アプリをダウンロードし、人生の最期に遺したい言葉「LASTWORDS」と「心拍数データ」を四方に設置されたドネーションBOXから寄付すると10分間、巨大心臓が鼓動します。イベント期間中は、この巨大心臓の鼓動をたやさないために計4,321分(433名分)の心拍数データを来場者から募ります。そして、この言葉とデータのドネーションは、会場の壁面や天井にマーブル模様で幻想的にインスタレーションされ、「inochiのペイフォワード」が描く循環の姿をアートとして空間表現します。

万博のテーマである「いのち輝く未来社会」を若者たちから発信

本イベントでは「Well-being for Well-dying(良き”死”に向けて、良き”生”を全うする)」をコンセプトに、医学部生を中心とした学生メンバーたちの企画による多種多様なイベントが展開されます。
書家・芸術家である紫舟さんや妙心寺退蔵院 松山大耕 副住職らをお招きしての「いのちの対話Talk(計4回開催)」や、闘病中の子どもたち制作による「ランプシェード」ツリーの点灯式、そして関西楽団によるエールを届ける音楽セッション、さらに、より良い生を生きるために人生最期に遺したい言葉を考える「LASTWORDS」ワークショップなど、自分や他人のいのちに向き合い、思いを循環させるコンテンツが充実しています。

日本臓器移植ネットワーク協力のもとオープニングセレモニーを実施

一般開催初日の6月27日(金)、公益社団法人日本臓器移植ネットワークの協力のもと、臓器提供者のご家族や心臓移植者をお招きしたオープニングセレモニーが開催されます。
主催である心臓血管外科医・澤 芳樹(一般社団法人inochi未来プロジェクト理事長)や大学生たちによる心拍数のドネーションを行い、本イベントのシンボル・巨大心臓に鼓動を刻みだす力を与える点灯式を行います。一人ひとりのいのちが誰かのいのちを輝かせ、新たな共鳴を創り出す瞬間を発信していきます。

「inochiのペイフォワードWeek」では、若者たちのパワーと来場者からのドネーションによる
「inochiのペイフォワード」を世界に向けて提案し、未来社会における医療の発展に寄与していく新しいカタチのイベントです。この夏、ますます活気をおびる関西万博において、いのちの循環を実感してください。

<イベント開催概要>
■名 称:inochiのペイフォワードWeek Presented by 中外製薬
■日 時:2025年6月27日(金)〜6月30日(月)10時〜21時
(初日は12時〜、最終日は17時まで)
※6月27日(金)12時〜13時30分でオープニングセレモニーを開催
■会 場:夢洲 ギャラリーWEST(EXPO 2025 大阪・関西万博内)
■主 催:一般社団法人inochi未来プロジェクト、inochi WAKAZO Project
■公式HP:https://inochi-payitforward.com/