タイパ時代の新トレンド「コミュ活」とは?Peatix コミュニティアワード2026で見えたつながりの価値
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「推し活」の次に来る言葉として、今じわじわ広がっているのが「コミュニティ活動=コミュ活」です。
趣味や価値観をきっかけに、人とゆるくつながる活動のことを指すこの言葉は、近年、限られた休日の中で“交流”“健康”“リフレッシュ”をまとめて楽しみたいというタイパ志向もあり、コミュニティ活動そのものが新しいライフスタイルとして注目され始めています。
そんな“コミュ活時代”を象徴するイベントが、「Peatix コミュニティアワード 2026」です。
イベント・コミュニティプラットフォーム「Peatix(ピーティックス)」が開催した本アワードでは、全国45都道府県から集まったコミュニティの中から33団体が表彰されました。散歩、地域活性化、子育て、AI、発酵、読書、ウェルネスなど、多様なテーマで人と人とのつながりを生み出す活動が選ばれています。


今年のテーマは、「Colorful Tapestry(カラフル・タペストリー)」です。異なる価値観や背景を持つ人たちが交わり、織り重なることで、新しいアイデアや挑戦が生まれていくという意味が込められています。
特に印象的だったのが、「お散歩IPPO」です。
“初対面の人と一緒に歩く”というシンプルな活動ながら、参加者の95%以上が一人参加となっています。「誰かと話しながら歩くと、運動も楽しく続けられる」という声も多く、健康、交流、リフレッシュを同時に満たす“令和型コミュ活”として支持を集めています。


従来の“推し活”が、一つの趣味に時間やお金をかけて深く没頭するスタイルだったとすれば、今は「好き」や「心地よさ」を誰かと共有しながら、気軽につながる方向へ変化しているのかもしれません。
実際に、今回の受賞コミュニティには、“人とつながること”そのものを価値に変えている活動が数多く並びました。
「100人カイギ」は、“100人登壇したら解散”というユニークな仕組みを通じて、地域で活動する人たちの顔が見える関係性を全国に広げています。また、「Lelien」は難聴児を育てる家族同士が支え合うコミュニティとして、同じ立場だからこそできる寄り添いを大切にしています。
さらに、「育休コミュニティ『MIRAIS』」では、育休期間を“孤立しやすい時間”ではなく、自分自身を見つめ直し、新しいつながりを得る時間へと変えています。
コミュニティというと、かつては趣味の集まりや限られた人の交流というイメージも強かったですが、今は“一人では得られない体験”や“誰かと過ごす時間”そのものに価値を感じる人が増えています。
背景には、社会の変化もあります。近年は「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する価値観が広がり、限られた時間の中で、趣味、健康、交流、学びをまとめて得たいというニーズが高まっていると言われています。
“コミュ活”は、そうした現代のライフスタイルとも相性が良いと考えられます。共通の趣味や関心をきっかけに人とつながれるだけでなく、気分転換や学び、新しい発見にもつながるためです。実際に、地域活動やウェルネス、読書、AI、子育てなどジャンルも幅広く、「好き」を共有しながら日常を少し豊かにする活動として広がり始めています。
ピーティックスは2011年のサービス開始以来、12万を超えるコミュニティを支援してきました。そして2026年5月、サービス開始から15周年を迎えたタイミングで、Webサイトとアプリを全面リニューアルし、「イベントに申し込む場所」から、「新しい出会いやコミュニティを発見する場所」へと進化を図っています。


新トップページでは、編集部が常時25,000以上のイベントを約80の切り口でキュレーションし、AI、子育て、地域、アート、ウェルネスなど、多様なテーマから偶然の出会いを生み出す設計へと刷新されています。
こうした“人と人との新しい接点を生み出す”という姿勢は、「Peatix コミュニティアワード 2026」にも通じています。今回のアワードでは、全国各地で育まれてきたコミュニティ活動に光を当てながら、「つながり」が人の挑戦や地域の活性化、誰かの居場所づくりにつながっていることを、改めて感じさせてくれました。
孤独や分断が社会課題として語られる時代だからこそ、人と人との“ゆるやかなつながり”は、これからさらに重要になっていくのかもしれません。
「コミュ活」は、単なるトレンドワードではありません。
誰かとつながりながら、自分らしく過ごすための、新しい生き方の一つになり始めています。





