プロ野球と環境の関係性とは?五十嵐亮太の言葉から考える球界の未来
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猛暑の中でのスポーツ観戦。年々厳しさを増す夏の暑さは、スタンドで応援するファンだけでなく、グラウンドで戦う選手たちにとっても非常に深刻な問題です。地球温暖化が進む中、私たちが愛するプロ野球はこれからどうなっていくのでしょうか。
今回は、株式会社JERAの「灯セ、みんなで。」プロジェクトでレジェンドサポーターを務める、東京ヤクルトスワローズなどでも活躍した五十嵐亮太さんが自身のYouTubeチャンネルなどで発信したメッセージを紐解き、野球界の未来と環境問題のつながりについて考えていきます。


深刻化する夏の甲子園やプロ野球の熱中症リスク
「僕が現役だった頃に比べても、明らかに今の夏は暑すぎますよね」。そう切り出す五十嵐さん。実際に、近年の日本の夏は最高気温が40度に迫ることも珍しくなくなり、スポーツ界全体に大きな影を落としています。
特に注目を集めているのが夏の高校野球です。あまりの酷暑から選手の命を守るため、2024年からは朝と夕方に試合を分ける2部制が一部で導入されるなど、大会のあり方そのものが変わり始めています。
これはプロ野球も例外ではありません。ドーム球場が増えたとはいえ、屋外球場でのデーゲームはもちろん、太陽が沈んだ後のナイトゲームであっても、選手たちのパフォーマンス低下だけではなく、熱中症のリスクは年々高まっているのが現状です。


野球の道具が消える!?環境変化がもたらすサプライチェーンの危機


さらに、温暖化がもたらす影響は気候の暑さだけにとどまりません。実は、野球に欠かせない道具の生産にも深刻な事態を引き起こしています。プロ野球選手が使う木製バットの多くは、アオダモやホワイトアッシュといった木材から作られています。
しかし、地球温暖化による気候変動やそれに伴う生態系の変化により、良質な木材の確保がしづらくなっています。道具が作れなくなれば、これまで通りの野球を続けることはできません。「環境を守ることは野球の未来を守ることに直結している」という事実に、五十嵐さんが深くうなずく場面も印象的でした。
JERA×セ・リーグが挑む!「灯セ、みんなで。」プロジェクトとは?
こうした野球界の危機を救い、課題を解決するために立ち上がったのが、日本最大の発電会社であるJERAとセントラル・リーグ6球団です。両者はタッグを組み、「灯セ、みんなで。」というプロジェクトを推進しています。
このプロジェクトは、選手、ファン、監督、そして地域がみんなで手を携え、持続的でより良い社会をつくっていくための挑戦。「ずっと野球を楽しめる環境を未来へ手渡していきたい」という熱い想いからスタートしました。
球場を照らす光が変わる!「JERAクリーンエネルギーで灯セ、ナイター」
中でも特筆すべきは、各球団の本拠地などで開催されている「JERAクリーンエネルギーで灯セ、ナイター」です。ナイトゲームに欠かせないカクテル光線は膨大な電力を消費するイメージがありますが、この特別な試合では、実質CO2排出量ゼロのクリーンエネルギーを使って試合が行われています。これを可能にしているのがバーチャルPPAという先進的な仕組みです。
これは、遠く離れた発電所でつくられた再生可能エネルギーの環境価値だけを球場に適用するもので、環境に負荷をかけずに、熱気あふれるナイターの光を灯すことに成功した画期的な取り組みです。
ファン一人ひとりの野球愛が、未来を変えるアクションになる
レジェンドサポーターとして様々な活動を通じてファンと一緒にエネルギーについて学んでいる五十嵐さんは、自身の発信の中でこう語ります。
「野球界全体が環境問題に取り組む姿を近くで見て、何より『ファンのみなさんと一緒に、この光の輪を広げていくこと』が一番大切だと感じました」
家族や恋人、仲間へと世代を超えて伝わっていく野球愛。「灯セ、みんなで。」プロジェクトでは、球場での応援や、クリーンエネルギーについて知ること、そして誰かにシェアすることのすべてが、未来を変える大きな一歩になると伝えています。
球場でゴミを正しく分別する、マイボトルを使う、あるいは公共交通機関でスタジアムへ向かう――。
ファン一人ひとりの小さな心がけが、プロ野球という大きなコミュニティを通じて、地球を救う希望の光へと変わっていきます。


野球と地球の未来に、希望の光を灯そう!
「今の子供たちが大人になったときも、同じように夏の空の下や、輝くナイター照明の下で野球を楽しんでほしい」 今回見えてきたのは、気候変動は決して他人事ではなく、私たちの愛する野球の未来に直結しているということ。
2050年までに発電時のCO2排出実質ゼロを目指すJERAと、セ・リーグの挑戦はこれからも加速していきます。
私たちファンも、まずは大好きな球団を応援しながら、地球と野球のより良い未来のために、自分にできる小さな光を一緒に灯していきませんか?





