• トップ
  • 記事一覧
  • モバイルバッテリー事故を防ぎ、資源を循環|CHARGESPOT「安全を借りよう」プロジェクト始動
SHOW CASE

モバイルバッテリー事故を防ぎ、資源を循環|CHARGESPOT「安全を借りよう」プロジェクト始動


この記事に該当する目標
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 12 つくる責任つかう責任
モバイルバッテリー事故を防ぎ、資源を循環|CHARGESPOT「安全を借りよう」プロジェクト始動

モバイルバッテリー事故が過去最多ペースで急増するなか、夏場の事故防止とモバイルバッテリーの安全な使い方を呼びかけるため、モバイルバッテリーのレンタル事業を行う「CHARGESPOT™(チャージスポット)」がメディア向けの発表会を実施しました。

発表会では新たなプロジェクトの発表に加え、夏場に事故が増える要因と、生活者が今日から実践できる具体的な対策について専門家からの解説がありました。

モバイルバッテリーの事故が過去最多で3倍以上に増加、夏に高まる発火リスクに注意

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)によると、リチウムイオン電池搭載製品の事故は2025年までの5年間で2,140件発生しており、事故は6月から8月にかけてピークを迎え、モバイルバッテリーの事故件数は2021年比で3倍以上に急増しています(※1)。

一方で、スマートフォンをはじめとするモバイル機器の普及に伴い、1人あたり平均2.3個のデバイスを携帯する「マルチ充電」時代が到来した現在(※2)、低品質な製品や経年劣化したバッテリーによる発火事故は、消費者にとって身近なリスクとなりつつあります。

※1: 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE):
https://www.nite.go.jp/data/000161880.pdf

※2: モバイルバッテリーの所有実態に関する調査(2026年5月時点、INFORICH調べ):
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000500.000033521.html

CHARGESPOTが「安全を借りよう」プロジェクト始動!発火事故0件を支える3つの安全設計

モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT™(チャージスポット)」は、2018年のサービス開始以来、国内累計レンタル回数が1億回を突破。この1億回という利用実績の中で、発火・破裂といった重大事故は0件です。

この大きな節目にCHARGESPOTは、安全性への取り組みをより多くの方に届けることを目的とした「安全を借りよう」プロジェクトを始動。その一環として、屋外広告や不要バッテリーの回収を促す取り組みなど、安全啓発活動を展開します。

CHARGESPOTが、国内累計1億回というモバイルバッテリーシェアリングサービスとして圧倒的な利用実績がありながら、発火事故0件を維持しているのには理由があります。それが、CHARGESPOT独自の「3つの安全設計」、【作る安全】:世界基準の高品質バッテリー、【見守る安全】:24時間365日IoTで監視、【駆けつける安全】:全国を網羅する回収体制です。

CHARGESPOTでは、スマートフォンでも採用される世界的に評価の高いメーカーのバッテリーセルを採用し、安全性を最優先に追求した製品を製造しています。また全てのバッテリースタンドとバッテリーを24時間365日リアルタイムで監視し、劣化の兆候や異常を検知すると、該当バッテリーには即座にロックがかかり、バッテリースタンドからの排出(レンタル)を防止する仕組みとなっています。

さらに、全国24,000人以上のオペレーションワーカーによる回収網が構築されており、異常の兆候を検知したバッテリーは迅速に回収されます。CHARGESPOTでは投入から1年以内で約80%のバッテリーを回収するほか、状態に問題がない場合でも最長3年で回収を行う運用を徹底しています。

事故を防ぎ、資源を循環|モバイルバッテリーを安全に使う「3つのC」

関西大学 化学生命工学部 石川正司教授は、
「高温の車内・直射日光下に放置することや、充電中に熱がこもる状態で使用すること、膨張・変形・傷のあるバッテリーを使い続けることが、夏のモバイルバッテリーの発火事故のリスクを高める」と言います。

こうした事故は、
3つの「C」=Cool choice(賢く選ぶ)、Careful use(丁寧に使う)、Correct disposal with better recycling(正しく捨て、資源を循環させる)を意識することで防ぐことができます。

石川教授は、「モバイルバッテリーを安全に使用するために、常にシステムで管理されているCHARGESPOTのようなレンタルアイテムを使うのも良いのでは」、と話していました。

また今回の発表会で「CHARGESPOT 1日安全大使」を務めたお笑いコンビ ドンデコルテの渡辺銀次さんは就任演説で、「充電し忘れて充電できないバッテリーなら持っていてもただのおもり。古くなれば事故のリスクもある。
自分の物だと自分の責任に。借りた方が安全」と語りかけていました。

CHARGESPOTの「安全を借りよう」プロジェクトでは、古いバッテリーの無料回収や大型広告の展開、大学と連携した次世代向けの啓発活動など、様々な企画でモバイルバッテリーの事故防止を呼び掛けています。

モバイルバッテリーは、今や私たちの生活に欠かせない存在である一方、使い方や処分方法を誤れば事故や環境負荷につながる可能性があります。だからこそ、製品を安全に「つくる」だけでなく、正しく「つかい」、使い終えた後まで責任を持つことが重要です。
今回の取り組みは、こうした製品のライフサイクル全体を意識したものであり、持続可能な生産と消費を目指すSDGs目標12「つくる責任 つかう責任」にもつながっています。

便利さだけを追求するのではなく、安全性と資源の有効活用を両立させることが求められる、これからのモバイルバッテリー。CHARGESPOTを利用して「安全を借りる」ことは、その一つの選択肢になっていきそうです。



執筆/フリーライター Yuki Katagiri