SDGs週間にあわせて、企業・団体の枠を超えて“女性が手掛けるSDGs”を発信するプロジェクトが始動
この記事に該当する目標
SDGsの目標の一つ「5.ジェンダー平等を実現しよう」。
世界各国に比べ、日本はこの目標達成に際し大幅な遅れをとっていることを皆さんはご存じでしょうか?
世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)による2019年の「ジェンダー・ギャップ指数」(the Global Gender Gap Report 2020)では、日本はなんと153カ国中121位(※)と過去最低に。各国がジェンダー・ギャップを埋める活動を積極的に行う中、なかなか状況の変化が見られない日本は、年々順位を落としているという現状です。(男性ばかりの内閣が誕生したことも記憶に新しいところ…)
※出典元:世界経済フォーラム「ジェンダー・ギャップ指数」https://www.joicfp.or.jp/jpn/2019/12/19/44893/
そんな中でも、日本のため、世界のために活躍する女性は大勢います。
“女性のエンパワーメント推進及び社会活性化”に関わる活動を推進する一般社団法人ウーマンイノベーションとSSUグループでは、国連の制定するSDGs週間にあわせて、”女性が手掛けるSDGs”に関わる活動情報やメッセージを発信するプロジェクト「WDGs ~Women Development Goals~」を共同企画しました。
同プロジェクトは、SDGsが掲げる17の課題解決の“横ぐし”ともいえる目標「5.ジェンダー平等を実現しよう」を軸に、所属団体/企業や業種の枠組みを超えて“女性”という視点からSDGsを読み解くというもの。貧困、教育、福祉、エネルギー…それぞれの課題に対して、現代を生きる女性がどう向き合い取り組んでいるのか。“女性が手掛けるSDGsの現在地”を発信し、SDGsの目標達成に向けた社会機運の醸成を図っています。
アーティストのスプツニ子!さん、島田由香さん (ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長)、島本久美子さん (ゲッティイメージズ ジャパン株式会社 代表取締役)、西川朋子さん(文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」広報・マーケティングチームリーダー)など、様々な業界の女性たちが同プロジェクトに賛同しています。
「5.ジェンダー平等を実現しよう」という目標は、決して女性だけで達成できるものではありません。性別の枠を越えて、一人ひとりが「何かを知ろうとすること、行動をおこしてみること」からSDGsの目標達成に近づくのかもしれません。
このプロジェクトをきっかけに、少しでも日本におけるジェンダー・ギャップへの関心が高まり、全ての人々が輝くことのできる社会の実現に近づけるといいですね!
賛同者のコメント一覧はこちらをご覧くださいhttps://happywoman.online/sdgs/week/