企業の採用活動からジェンダー平等への気付きを発信!LUX×コクヨが語る、“一人一人が輝ける世界”とは
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3月8日は国連の定めた国際女性デー、別名ミモザの日でしたね。
「国際女性デー(International Women’s Day)」は、1904年にニューヨークで起こった婦人参政権を求めたデモがきっかけとなり、国連によって1975年に制定された”すばらしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日”です。
今年は国内でも国際女性デー関連イベントが数々開催され、各メディアでも黄色のイメージカラーとともに話題になっていましたね。
ですが、世界経済フォーラム(WEF)が2019年12月に発表した「ジェンダー・ギャップ指数」において、日本は153ヵ国中121位と、国内のジェンダー格差についてはまだまだ課題が山積み。
最近では、東京五輪実行委員会の森氏による女性蔑視発言が取りざたされ、国内でもジェンダーイコーリティーが保たれていない現状に対する“気づきの声”が多数挙がっています。
※出典元:世界経済フォーラム「ジェンダー・ギャップ指数」
https://www.joicfp.or.jp/jpn/2019/12/19/44893/
そんな中、国内の企業では“履歴書”というステップを通して無意識の内に生じる性別に対する固定概念(アンコンシャスバイアス)への気づきを発信するプロジェクト、「ラックス ソーシャルダメージケアプロジェクト」が注目を集めているそう。
今回編集部員は、3月8日に都内で開催された『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2021』内の『LUX×コクヨ 「変わる履歴書 〜ひとりひとりが輝ける社会へ〜」スペシャルセミナー』にオンラインで参加しました。
このセミナーは、“SHINE WITH NO LIMITS-⼥性の輝きに、限界なんてない-”というメッセージを掲げ、現代社会を⽣きる⼥性が、より⽣きやすく、より⾃分らしく輝ける未来を⽬指すLUXと、JIS規格の変更をきっかけ、性別欄のない履歴書の発売を2020年12⽉に開始したコクヨによる初のコラボ対談。
LUX ブランドマネージャー 河⽥瑶⼦⽒、コクヨ広報室の清⽔千穂⽒は“1⼈1⼈の個性を活かし誰もが輝く社会になるために何ができるのか”をテーマにパネルトークを展開しました。
LUXの河⽥⽒は「実施までにハードルはあったが、このアクションをやる意義や、これを通してどういう社会を創っていきたいかを訴え続け周囲を説得した。(⼥性1⼈1⼈も、社会も)なりたい理想と振り返った現実のどこにギャップがあるのか。そこに対して LUX だからこそできることをやっていきたい」と力強く語りました。
コクヨの清⽔⽒は「履歴書の発売にあたって様々な声をいただいた。1⼈1⼈の個性を輝かせるために何が出来るかという着眼点が⼤事だと思う。個⼈としては、⾝近な⼈の個性をいかに引き出すことができるか、リスペクトできるかを考えながら⽇常を過ごしている。社会全体でそういう考えが出来たら良いと思う」と語りました。
LUXとコクヨのほかにも、ラックス ソーシャルダメージケアプロジェクトには総勢22社の企業が賛同しているとのこと。
誰もが平等に輝ける社会を⽬指すムーブメントが着実に広がりつつあることを感じるイベントでした。
“女性の輝きを応援する”LUX”と、創造性を刺激し続け世の中の個性を輝かせる”コクヨ”の、ジェンダーイコーリティーについて向き合う企業の想いに触れ、自分の価値観を見つめなおす機会になりました。
今年で5周年を迎えたHAPPY WOMAN FESTAは公式YouTubeアーカイブでも視聴可能ですので、ぜひみなさまも一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2021 公式サイト:https://happywoman.online/