ポール・マッカートニーが提唱し海外でも話題に! 一週間に一日お肉を食べない日を設けるミートフリーマンデーとは?
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月曜日が何の日かご存じですか?
海外では一週間のはじまりの月曜日に今注目が集まっているのです。
その名も“Meat Free Monday(ミートフリーマンデー)” 。週に一回、月曜日だけお肉を食べない日にするソーシャルグッドなアクションです。
Instagramのハッシュタグ#meatfreemondayを検索をすると、 31万件以上の投稿数があり数々のレシピが公開されています。
ミートフリーマンデーとは?
このミートフリーマンデーは、現在世界38カ国で取り組まれている、週に一回野菜中心の食生活を行うことで地球温暖化の緩和に貢献するムーブメントです。
ミートフリーマンデーは、ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーが提唱しており、トム・ハンクスやエマ・ストーンなど数多くの海外セレブや著名人も賛同しています。
ミートフリーマンデーの紹介動画はこちら
なぜ、地球を守るためにお肉の消費を少なくする必要があるのでしょうか。理由と一つとして、お肉を生産するために地球の4分の1の土地を利用してエサとなる穀物を生産しています。地球の限られた土地を膨大に使うだけでなく、穀物を生産するためには大量の水が必要です。
その水の量は牛丼一杯でなんと1,889リットル、つまりペットボトル3,780本が必要だと言われています。
ミートフリーマンデーを実行することでどう変わる?
たった一週間のうち1日のことかもしれませんが、実行する人が、1人、2人と増えることでそのパワーは膨大なものになります。
地球上にある資源は限られています。
1人が一週間に1日お肉を控えるだけでも、水資源を少しずつ守ることができます。1年間続けると、その量はおよそ600回分のお風呂に相当するそうです。*1
ミートフリーマンデーをサポートしている企業
地球を守るために、ミートフリーマンデーをサポートしている企業をご紹介します。
1.バーガーキング(英国)
イギリスのバーガーキングでは、プラントベースのハンバーガーを販売しています。月曜日には特別価格でプラントベースのバーガーを購入することができるキャンペーンを実施中。
2.プーマ(英国)
毎週月曜日の社員食堂でミートフリーマンデーを実施。9,000人に及ぶ社員が参加しています。
今日からわたしたちは何ができる?
一週間に1日だけ野菜中心の食事を心掛けてみましょう!
SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」にもあるように、地球のことを意識したライフスタイルの選択肢をを持つことが大切です。
未来の地球の環境を守るために身近な生活から行動を変えてみたいと考えている方がいましたら、週に一日、月曜日にミートフリーマンデーを思い出し、試しにちょっとだけお肉を食べるのをやめてみてはいかがでしょうか。
一人の小さなステップが、地球を守る大きなアクションに繋がるのかもしれません。
*1:Meat Free Monday 影響計算機
参考文献:
Meat Free Monday
ミートフリーマンデーオールジャパン