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世界のAppleが持続可能な社会を残すために行っている取り組みとは?


世界のAppleが持続可能な社会を残すために行っている取り組みとは?

私たちの生活に必要不可欠な存在となっている「スマートフォン」。
実はそのスマートフォンを手に入れるために、私たちは少しずつ環境を汚染してしまっている現状があります。
そんな状況を変えるべく、スマートフォン市場を牽引するAppleが取り組んでいる、様々なSDGsの取り組みをご紹介いたします。

Appleがカーボンニュートラル100%を発表。

2020年7月21日(水)にAppleは、2030年までにサプライチェーンの100%でカーボンニュートラル達成を約束する目標を発表いたしました。環境省の発表によると、カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味しています。
つまり、できるだけ温室効果ガス排出量を削減し、削減できていなかった温室効果ガスを吸収または除去することで、実質排出量をゼロにするということです。Appleでは、事業全体に関わる製造サプライチェーンやライフサイクル、すべての販売デバイスを2030年までにネットゼロ(排出量を実質ゼロ)にすることを目標に様々な取り組みを行っています。そんなAppleが今年10月27日(水)に、COP26に先立ち、10の新しい世界中のコミュニティサポートする取り組みを発表しました。

Appleの取り組み2選

1. 世界全体で9ギガワット以上のクリーン電力を生み出す
Appleの全サプライヤー175社が再生可能なエネルギーの利用に移行することで、年間約1,800万トンの二酸化炭素排出量を削減する。また、これは毎年400万台の自動車を減らすことに相当するそう。

2.炭素排出量が多い採掘をやめて、地球資源を節約する循環型経済に移行
Apple製品の一部となっている様々な素材の中でも特に、金、コバルト、アルミニウム、希土類元素などの再生資源が含まれています。このような進展とサプライヤーの再生可能エネルギーへの移行により、Apple製品が環境に及ぼす影響は年々減少しています。

10の新しい世界中をサポートする取り組み2選

1.再生可能エネルギーを提供
南アフリカでは、これまでにエネルギーサービスを利用できていなかった3,500以上の世帯に再生可能なエネルギーを提供し、ナイジェリアではオンド州の200世帯で利用される太陽光発電の開発をサポート。

2.発展途上国へのコミュニティサポート
フィリピンにおいてでは、Appleは、成績優秀な学生で教育費に困っている学生へ奨学金を提供している教育機関に対し、新たに屋上に太陽光発電システムを設置。その電気料金を相殺する形でことによって資金援助を行っています。また、コロンビアでは、小児病院の屋上に太陽光発電システムを導入するための支援を行い、光熱費を節約したお金で、病院がより多くの設備や医薬品を購入できるように支援しています。

AppleのSDGsな取り組みで変わっていく世界

世界中で愛され、必要不可欠な存在になっている企業Appleだからできる取り組みや活動が行われているのではないでしょうか。
今回紹介した取り組みは、AppleのSDGs施策の一部にしか過ぎません。
Appleが取り組んでいる施策は、SDGs17の目標の7番「エネルギーをみんなに、クリーンに」をはじめ、9番「産業と技術革新の基盤をつくろう」、13番「気候変動に具体的な対策を」などに該当します。
製品に関わるSDGsな取り組みだけでなく、
世界各国で解決が必要な問題にも着目し、取り組んでいるApple。
今後の活動にも期待です。
Appleの取り組みが分かるAppleの公式サイトはこちら