毎日できる簡単節約術5選、知って得するお風呂でできるSDGsとは
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SDGsは取り組みたいけど、エコバック以外に何から始めればいいのか解らない。環境にいいものってお金がかかりそう…そう思っている方も多いのではないでしょうか?
実はそんな方にこそオススメなのが、やればやるほど家庭ゴミも水の無駄遣いも減り節約にもつながる、お風呂で取り組めるSDGs。毎日習慣的に入るお風呂で出来る事であれば、無理なく簡単に始められそうですよね!それでは、5つのアクションを詳しくチェック…!
(1)詰め替えアルミボトルは当たり前!詰め替え用パウチの素材に着目してみる
詰め替え用のパウチやボトルも、リサイクルする事ができれば、さらに地球環境に優しくなりますよね。ヘアケアブランド「パンテーン」では、詰め替えECOPOUCH™(エコパウチ)を10年かけて研究・開発。従来の詰替パウチは複数の素材を重ねて作られていたため、リサイクルするのは困難だった様ですが、ECOPOUCH™(エコパウチ)は、ポリエチレンのみの単一素材で新設計されたので、リサイクルが可能となったのだそう。 さらに、ポンプ容器はアルミボトルに切り替えられ、プラスチックレスに。湿度の高い浴室でも長期使用が可能になるよう、特殊なコーティングが施されているのだとか。「イオン」などでは回収BOXも設置されており、従来のプラスチックボトルや、詰め替えECOPOUCH™(エコパウチ)も回収され、ショッピングバスケットなどに再生されるそうです。シャンプーやトリートメントの劣化や安定性など、品質を確保しながらカタチに至る迄の研究・開発は、地球にとても大きな貢献に繋がったのではないでしょうか。
(2)シャンプーやボディーソープも量り売りの時代!?
コンビニの中でサステナブルな取り組みで話題になっているお店は「ローソン」。先日はホットミルクを半額で販売し、廃棄の危機が迫る生乳業界を応援したことでも有名ですね。2021年12月1日から都内9店舗の「ナチュラルローソン」では、プラスチック削減の一環の取り組みとして、シャンプーやボディーソープの量り売りを開始。店頭に並ぶのは、石鹸メーカー「松山油脂」のLEAF&BOTANICS(リーフ&ボタニクス)シリーズで、シリコーン・パラベン・合成香料・合成着色料・鉱物油は不使用、植物由来成分と植物の芳香成分100%でナチュラル志向のもの。購入層の約8割が女性で、特に40代の女性に好評だそうです。リサイクル原料を利用した大小の無料容器まで用意してくれいるので、日常生活に必要不可欠なコンビニでこの様な取り組みが広がれば、うっかり買い忘れた時や出張時などにも大変便利かもしれません。今後、導入店舗が増える事を期待したいですね。
(3)ボトルはもういらない!髪にも地球にも優しい固形シャンプー
プラスチックレスな固形シャンプーは、今最も注目されているヘアケア商品と言っても過言ではないのではないでしょうか?
通常のシャンプーはボトルなどの入れ物が必要ですが、固形シャンプーは箱だけでゴミの量が減らせます。LUSHやロクシタンなどの外資企業から多く発売されていて、今後も参入するブランドが増えそうな予感ですが、気になるのはキシみや泡立ち。通常のシャンプーより洗浄力が高めで、皮脂汚れをしっかり落としてくれるため、ベタつきのない仕上がりで人気。頭皮のベタベタ感が気になる方や、汗をかきやすい季節にぴったり。商品レビューや成分に注意して、自分に合ったものを探してみたり、どうしてもキシみが気になるのなら、洗い流さないヘアトリートメントやヘアオイルをつけてみるなど、工夫してみましょう。
(4)シャンプーの回数を減らしてみる
シャンプーは毎日しないと不安。そんな考えの方も多いと思いますが、逆に毎日洗い流しすぎている可能性もあります。冬場は普通肌の方でも2日に1回、頭皮の乾燥やかゆみが気になる方は、2〜3日に1回シャンプーをするくらいでも充分なのだとか。全く洗わないのはどうしても抵抗がある!という方は“湯シャン”にチャレンジしてみては?頭皮の状態が良ければ、ベタつきや匂いも気にならないそうです。頭皮が脂性肌の方はシャンプーの洗浄力が強すぎるのかもしれません。まずは洗浄力の見直しから初めてみて下さい。ヘッドマッサージで頭皮の血行を良くすると、ベタつきや匂いが気にならなくなったというケースもある様です。頭皮が硬い方は要注意を。
(5)シャワーヘッドから変えてみる
シャワーヘッドを変えるだけで節水ができる商品は沢山あります。川や湖などから自然水を組み上げるときも、下水処理場で処理をする際も、私達が水を使用する過程には沢山のエネルギーが使われています。節水は地球の水資源や節電=省エネにも繋がり、一人一人が節水を意識する事で、小さな積み重ねがとても大きな地球環境保全になるのです。マイクロナノバブルタイプのシャワーヘッドなら、細かな汚れを吸着・除去する効果があると言われているので、ボディーソープの使用量を減らす事も出来そうですね。日本は水源に恵まれているため、私達は特に意識をせず使い過ぎてしまっているのかも知れません。
お風呂は日常生活の中でも水を沢山使用する場所の一つなので、シャワーヘッドを見直してみてはいかがでしょうか?
お風呂で毎日の生活に簡単に取り入れられるSDGs、いかがでしたか?少し意識をするだけで地球や環境にも優しいなんて素敵ですよね。まずは無理なく出来る事から始めてみませんか?そして慣れてくれば、2〜3つ併せて取り組んでみてください。
SDGsという言語は浸透してきたものの、企業の取り組みであり、私達個人が何か行動におこす事ではない。といった認識の方もまだまだ多いように思います。ですが、今回の記事でご紹介したように、“お風呂”という限られた場所でも、SDGsに取り組んでいる企業やそのプロダクトとの接点は数多く存在します。
例えば、UNIQLOはSDGsの取り組みの一環に「RE.UNIQLO」(リユニクロ)を進めています。難民への衣料支援や、CO2削減に役立つ代替燃料への再生など全商品をリサイクル、リユースする取り組みです。
そこにはどのような企業の思いがあり、リサイクルやリユースする事で、私達にどの様な関わりがあるのか?そこに関心を持ち知る事。企業の大きな取り組みにより、一人一人の小さな行動の積み重ねとリンクしていく。それが本来SDGsが目指している所なのです。