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大阪地裁が下した「同性婚を認めないのは合憲」の判決、海外からの反応は
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同性どうしの結婚が認められていないのは憲法に違反するとして同性のカップルが国に賠償を求めた裁判で、6月20日、大阪地方裁判所は憲法には違反しないと判断して訴えを退けました。「不当な差別」を受けてきたとする原告1人あたり100万円の賠償請求も棄却。
同様の裁判では去年、札幌地方裁判所が憲法違反とする判決を言い渡していて同性婚をめぐる司法判断が分かれた形です。
このニュースはCBS NEWSやBBCニュース、REUTERSでも取り上げられ、海外でも大きく報道されています。
主要7カ国(G7)のうち同性婚を認めていない国は日本だけです。
2015年にようやく渋谷区が同性パートナーシップを導入し、2022年内に東京都全体での同性パートナーシップ制度の導入の見通しが立っていることが表明されているなか、大阪府の下したこの判決により、日本全体として「同性婚について遅れている国」として世界では見られてしまっている。
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