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<radiko配信中>初の一人オンエア!ラジオ番組「SDGs MAGAZINE」が11/6放送。


この記事に該当する目標
12 つくる責任つかう責任
<radiko配信中>初の一人オンエア!ラジオ番組「SDGs MAGAZINE」が11/6放送。

ニッポン放送が毎週1回お送りしているSDGs啓発番組『SDGs MAGAZINE』。
パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや舞台女優としても活躍中の新内眞衣さんです。今回は、パーソナリティ就任後初となるひとりでの放送。
時間が合わず、聞き逃してしまった方はradikoにて聞き逃し配信もされていますので、この記事に目を通してから聞いてみると、ラジオ配信がより分かりやすくなるかもしれません。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20221106141000

食品ロスをなくしたい「ゼロ・ウエイスト」

今回の放送では「ゼロ・ウエイスト」に焦点を当てています。ゼロ・ウェイストとは、無駄、浪費、ごみをなくすという意味ですが、出てきた廃棄物をどう処理するのかということだけではなく、そもそもごみを生み出さないようにしようという考え方のことをいいます。世界では今食品ロスや食糧自給率が問題視されていますが、その解決策としてゼロ・ウエイストへの挑戦が注目されています。食糧の無駄を無くすために実際にどんなサービスがあるのか、放送を聞きながら、生活に取り入れるヒントを探してみてください。

放送を聴く前に

そもそもなぜ食品ロスが問題視されているのかを整理したいと思います。
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食糧のことを指します。
原因は小売店での売れ残りや規格外、家庭での過剰除去などがあります。世界では年間で13億トン、うち、日本では612万トンが廃棄されていることが分かっています。
そして食品ロスは大きく分けて3つの面から、未来の地球環境への影響が深刻であると懸念されています。
①環境問題
食糧は可燃ごみとして、ごみ処理施設に運ばれ、日本では火力エネルギーを使って燃やされます。その結果、焼却の際に多くの二酸化炭素が排出され、地球温暖化や異常気象などの気候問題に深刻な影響を与えることが懸念されています。
②食糧危機
現在、世界には飢えや栄養不足で苦しんでいる人が約8億人いると言われております。それは9人に1人が栄養不足という現状を物語っています。
また、2022年時点の世界人口は約80億人ですが、2080年には約104億人になると言われており、このまま人口増加が続くと食糧危機に陥ることが予測されます。
③労働条件
食品を廃棄する国は輸入に頼る先進国が多く、そしてその輸入先となる国の多くは発展途上国です。コストを抑えるために、厳しい労働を強いられているという背景もしばし問題とされています。

ゼロ・ウエイストはSDGsの目標では「目標12 つくる責任 つかう責任」に該当します。
つくる側の取り組み、使う側の心がけ、双方が行動に移すことで地球の未来を守ることができます。もったいないだけでなく、地球への悪影響をもたらす食品ロス。今回の放送で学んだことを、是非皆様の選択の指針に、そして生活に取り入れる参考にしてみてください。

参考:農林水産省より
参考:国連広報リリースより