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アサヒ飲料、環境に優しい「アサヒ 十六茶シンプルecoラベル PET660ml」を新発売!7月18日より全国のセブン-イレブンで展開

アサヒ飲料、環境に優しい「アサヒ 十六茶シンプルecoラベル PET660ml」を新発売!7月18日より全国のセブン-イレブンで展開

#SHOW CASE
  • つくる責任つかう責任

アサヒ飲料は7月12日、新商品「アサヒ 十六茶 シンプルecoラベル PET660ml」がセブン-イレブンで7月18日(火)から販売開始されることを発表しました。

従来のラベルはボトルを一周カバーしていましたが、新製品ではタックシールに変更。ラベルが大幅に小さくなったために、CO2排出量を46%ほどカットすることに成功しています。またラベルが小さくなったことで、捨てるときに楽になるメリットも。

今回は新商品発表に先立ち、アサヒ飲料のこれまでのサステナブルな取り組みについて伺ってきました。

※本製品は店舗によっては取り扱いがない場合もございます。

1997年から続くアサヒ飲料の環境への取り組み

鈴⽊ 慈さん(マーケティング⼆部お茶・⽔グループ 主任)

アサヒ飲料は、環境問題に積極的に取り組んでおり、これまで容器包装から製品に至るまで、さまざまな工夫をしてきた歴史があります。

環境への取り組みは、1997年に環境室を新設し、再生PET樹脂を使用した帽子を営業部員に配布するなどの取り組みからスタート。その後も、SDGsへの取り組みを継続しています。

2019年に「容器包装2030」を策定し、2030年を目指した3つの目標を掲げました。また、PET水平リサイクルや「アサヒ おいしい水 天然水」のラベルレス販売など、業界に先駆けた取り組みも行っています。

その中でもアサヒ飲料が展開するラベルレス製品は、市場で大きな成功を収めています。今回の「アサヒ 十六茶 シンプルecoラベル」の発表もその一環です。

ラベルを剥がす手間が省けることで、消費者からは家事の負担軽減が評価されています。また、環境への配慮としてプラスチック削減も実現できる点も好評です。

筆者も実際にラベルを剥がしてみましたが、小さなラベルで非常に簡単に剥がせました。ノリも残らず綺麗に剥がせるのでストレスもほとんどありません。

ラベルレス市場の発展と2023年の販売目標

ラベルレス市場は急速に成長しており、過去5年で約15倍にも拡大しています。さまざまな飲料メーカーやプライベートブランドが参入し、市場はますます活気づいているとのことです。

また、アサヒ飲料のラベルレス製品は大きな販売実績を誇っています。2022年には前年比149%の690万箱を達成し、2023年にはさらなる販売拡大を目指し800万箱を目標としています。

このように、アサヒ飲料では容器包装から製品まで環境に配慮したさまざまな工夫が行われてきました。特にラベルレス製品は、消費者からの評価も高く、市場で大きな成功を収めているといえるでしょう。

セブン-イレブンもパートナーとして環境に責任を持つ

当日セブン-イレブン・ジャパンからは、環境への責任についてコメントがありました。

セブン&アイグループでは環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を掲げており、グループ一丸となって環境問題に取り組んでいるとのことです。

その中で2018年に業界に先駆けてラベルレス製品を提供したアサヒ飲料を評価するとともに、ベストパートナーの一つとして今後も環境に関する取り組みを行なっていくことを発表しました。

アサヒ飲料がラベルレスに取り組む理由

星野 浩孝さん(マーケティング⼆部お茶・⽔グループ グループリーダー)

今回の新発売する「アサヒ 十六茶 シンプルecoラベル PET660ml」は、十六茶ブランドの新たな一歩として注目されています。ラベルがないことでプラスチックの削減に貢献し、さらに環境にやさしい製品として評価されていますが、実際に売り場に並ぶと他の製品に比べて目立ちにくいデメリットもあります。

そこでマーケティング的な観点から、ラベルレスのデメリットをどのように考えているのか担当者に伺ってみたところ、アサヒ飲料の長期的な環境への取り組みが見えてきました。

前提としてアサヒ飲料は環境問題への意識変革を長期的に進める必要があると考えているそうです。短期的には店頭で目立ちにくいなどのデメリットはありますが、この製品のマーケティングなどを通して、将来的な環境問題について多くの人に意識してもらいたいとのことでした。

さらに、ラベルレス製品は若い世代から高い評価を受けており、将来の消費者層を見据えて販路を拡大したい意図もあるそうです。

アサヒ飲料の環境に配慮した製品開発を通じた、消費者の意識変革や持続可能な未来の実現に貢献していく姿勢がみられます。

まとめ

アサヒ飲料の「アサヒ 十六茶 シンプルecoラベル PET660ml」がついにセブン-イレブンで発売されます。この製品は、環境に配慮したブレンド茶であり、ラベルレス製品の一環として注目されています。

アサヒ飲料の取り組みや市場の成長など、環境への意識が高まる中での新発売となりました。ぜひ、セブン-イレブンで手に取ってみて、環境に貢献する一歩を踏み出してみてください。

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