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<radiko配信中>アップサイクル・新エコノミー機内食 SDGsにまつわるニュースについて話そう。1月22日放送


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12 つくる責任つかう責任
<radiko配信中>アップサイクル・新エコノミー機内食 SDGsにまつわるニュースについて話そう。1月22日放送

ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエア中のラジオ番組『SDGs  MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。

今回は、久しぶりに新内眞衣さん1人での放送回。「SDGsMAGAZINE」にも掲載されている、廃棄物に新たな価値を与える「アップサイクル」について、加えて先週も取り上げた食に関するニュース、JALの「新エコノミー機内食」のSDGs達成への工夫など、SDGsにまつわるニュースについてお話ししました。

さらにSDGsの分野でも活躍するアーティストの紹介もしていますので、聞き逃してしまった方はradikoの聞き逃し配信をぜひチェックしてみてください。この記事を読んでから聞くと、よりお楽しみいただけますよ。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230122141000

廃棄物に新たな価値を与える「アップサイクル」

ファッション業界や食品メーカー等、様々な分野で注目を集める「アップサイクル」。
リサイクルは不要になったものを「原料」の段階まで戻して利用する一方、アップサイクルは不要になったものの「素材」を異なる分野で新しく活用する、廃棄物をまったく新しい製品として生まれ変わらせる取り組みのこと。「アップサイクリング」とも言われ、捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生することで、「創造的再利用」とも呼ばれています。

カカオ豆の薄い外皮「カカオハスク」の可能性

チョコレートの製造過程で不要部位として排除されてしまう、カカオ豆の薄い外皮「カカオハスク」。苦味成分があり、チョコレートに混ぜてしまうと本来の味を損なってしまいます。また、繊維質が残って口当たりが悪くなってしまうため、ローストしたカカオ豆からは、25~30%程がカカオハスクとして分離(処分)されており、堆肥などで活用をされてはいるものの、まだまだ有効活用の割合が少ない現状です。

そんなカカオハスクを有効活用すべく、約60年もの間チョコレートと向き合ってきたロッテが去年10月、渋谷にカカオ専門店「LOTTE DO Cacao STORE」をオープン。カカオの特徴を生かしたドリンクやスイーツが楽しめるほか、店舗の塗料にカカオハスクが織り交ぜられていたり、サステナブルの観点から様々な部分で有効活用されています。

機内食にもSDGs

今月から、JAL(日本航空)が国際線・長距離線のプレミアムエコノミー・エコノミークラスの機内食に新メニューを採用。SDGs達成への工夫が加えられています。

新メニューではこれまでプラスチック製だった主菜用の容器と蓋、トレーマットに森林資源に配慮された国際的な認証を取得した紙製品を導入。
通常、機内食ではスチームオーブンを使用して調理を行いますが、この新しい容器は湿気や高温で加熱しても強度に影響を及ぼさないようにするため、開発に時間を要したそうです。
第1弾メニューでは、ドグエンチランシェフ(ベトナム料理)監修の機内食を提供。
「ビーフシチューオムライス」にはしば漬けを添えるという遊び心も。提供期間は4月末までです。

1月22日に放送したラジオ番組「SDGs MAGAZINE」は、radikoにて聴き逃し配信中です。時間が合わず聴き逃してしまった方は、ぜひradikoのタイムフリーで聴いてくださいね!
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230122141000