ネットで話題沸騰!あの「セブン‐イレブンレジ袋風エコバッグ」がついに商品化
この記事に該当する目標
本格的に肌寒い季節になってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?できるだけ家からでたくない時、筆者がついついコンビニで買ってしまうのが、アツアツのおでん。セブン‐イレブンではこの冬も大半の店舗でおでんを販売する見込みだそう。みなさんも「セブン‐イレブンレジ風エコバッグ」を持参して、アツアツのおでんをゲットしてみてはいかかでしょうか?
マイバッグが増えた?レジ袋の辞退率が7割以上に増加
レジ袋の有料化が義務づけられてから1年以上たちましたが、みなさんは何か身の回りで変化は感じましたか?筆者は、今まで何の気なしに無料だからと貰っていたレジ袋を断る場面が増えたような気がします!実際、有料化が義務づけられた2020年7月以降の大手コンビニエンスストア3社のレジ袋の辞退率は平均で75%になったというデータも(出典:NHK)。有料化前の辞退率はおよそ25%だったことから、義務化によってほぼ3倍に増えたということになります。
セブン‐イレブン発!遊び心あふれる幻の「レジ袋風エコバッグ」が誕生
筆者自身も、ノベルティの頂きものを含めかれこれ10個ほどエコバッグを持っています。大小さまざまでトートバッグサイズが多いのですが、お弁当やケーキなどは入れづらく困っていました。
そこで出会ったのがSNSで話題沸騰中の「セブン‐イレブンレジ袋風エコバッグ」。めちゃくちゃほしいです。
元々は特典アイテムとして扱われていた非売品の交換商品だったそうなのですが、交換開始後わずか1分で6000個が在庫切れとなってしまった幻のアイテム。沢山の要望を受けたことからついに商品化が実現し、セブンネットショッピングにて予約受付をスタートしています。
素材はポリエステルで、内側に取り付けてあるポケットに畳んでコンパクトに収納できるので持ち運びしやすくなっています。また少し高さが低めなブラウン色のエコバッグは、マチの広いタイプのためお弁当を入れやすい形となっている点も使い勝手が良さそうです。優れた機能性のほか、実際使用はされないものの前面には実際のものと同じバーコードが忠実に印字されており、遊び心あふれるアイテムとなっています。
レジ袋有料化は、本当にプラごみ削減に意味があるのか?
海洋プラスチックごみのうちレジ袋(ポリ袋)そのものは、重量、容積、個数ベースでは1%未満ほどしかないというデータもあることから、有料化してもあまり意味がなかったのではないか?という意見も多く聞かれます。
ですが、レジ袋が削減されることのメリットは重量では表現できない部分があります。例えば、海鳥や魚類が間違って誤食してしまうことによって死に至るなど海洋生物に対して悪影響を及ぼすことによるデメリットは重量が軽いという側面だけでは判定できないものといえるのではないでしょうか。実際イタリアでは、レジ袋を50枚飲んで死んだクジラが海岸に打ち上げられた事件を発端に、1991年から非分解性のプラスチックのレジ袋には100リラ(約10円)の課税措置が行われるようになったという事例も存在しています。
現在欧米諸国をはじめ、多くの国がレジ袋の有料化あるいは禁止を実施しています。持続可能な開発目標(SDGs)14「海の豊かさを守ろう」のターゲット14.1で示されているように、「海へ流れるゴミを減らしていき、海洋汚染をこれ以上させない」ことは世界的にみても、関心が高いトピックであることがうかがえます。
おもしろエコバッグブーム到来の予感…!
さらに、レジ袋の減量化に対してのメリットとしては、取り組みの波及効果ということも挙げられます。もともとエコに興味がなかった人たちもマイバッグの持参は比較的簡単に取り組みやすく、プラスチック製品を環境に配慮して有効に使うということに意識を向けるきっかけになったのではないでしょうか?一見レジ袋にしか見えない「レジ袋風エコバッグ」のほか注目を集めそうなユーモア溢れるものも増えてきました。
日本のコンビニエンスストア最大手であるセブン‐イレブンのインパクトある発信。国内の若者を中心に話題を呼んだことで、今後のプラスチックごみ削減へ向けてどうライフスタイルに影響していくのか、今後の動きにも注目です。
セブンネットショッピング特設ページはこちら