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ホリデーシーズンに考えるSDGs。都内近郊の「エコ」クリスマスツリー3選


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7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 12 つくる責任つかう責任
ホリデーシーズンに考えるSDGs。都内近郊の「エコ」クリスマスツリー3選

いよいよ今週末に迫ったクリスマス。街中にイルミネーションやキラキラと輝くクリスマスツリーが溢れ、気持ちが弾みますよね。
近年は、キレイなだけでなくSDGsを意識したクリスマスイベントを展開する施設も多く見られます。
いくつになってもやっぱり心躍るのはクリスマスツリー!都内近郊では「エコ」なクリスマスツリーが続々登場。どんなエコな要素があるのかというと…

リユース管楽器を装飾!「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2021」

まずオススメしたいのが、表参道ヒルズのクリスマスイベント「100 twinkle sounds ~未来へのファンファーレ~」。よく見ると、そこには100本の管楽器が装飾されたクリスマスツリーが!

施設を象徴する吹き抜け大階段に設置された高さ約7メートルの大迫力のクリスマスツリーには、トランペットやサックス、トロンボーンなど本物の管楽器100本と光るボールやリボンのオーナメントが飾り付けられています。

音楽を奏でるという役目を終え、光り輝くオーナメントとしてリユースされた100本の管楽器がきらめくダイナミックなツリーからは、クリスマスの持つ祝祭感を感じられます。

20分ごとに実施される、クリスマスソングに合わせて空間全体が光り輝く演出にも注目です。

生ゴミをリサイクルして電飾に活用!?パレスホテル東京のクリスマスツリー

続いては、パレスホテル東京!1階ロビーには毎年名物の大きなクリスマスツリーが展示されています。
今年ツリーに飾り付けられた2,500個以上の電飾が24時間点灯しているのですが、なんとその電力源は有機肥料によるもの。

画像出典:Instagram(@palacehoteltokyo

自然の中から小さな電力を集める「超小集電技術」で、ホテル内で出た生ゴミをコンポストした有機肥料を未来の電気として活用しているのです。
華やかでありながらも自然に優しい、ホテルならではの循環型クリスマス装飾ですね。

デニムのアップサイクル!「MARINE&WALK YOKOHAMA」

そして最後にMARINE & WALK YOKOHAMAのクリスマスイベント「Merry Mellow Xmas」!ここではなんと、デニム素材のクリスマスツリーを主役にしたスノードームが登場。
廃棄予定のデニムをドライフラワーなどと組み合わせてクリスマスツリーにアップサイクルするというアイデアが面白いですよね。
スノードームの中には雪をイメージしたLEDボールも置かれていて、夜は空間を彩る照明としてクリスマスの世界観を盛り上げます。

そのほかにも、リサイクル可能なデコレーションやグリーン電力を使用したイルミネーションなど、未来に繋がるクリスマスイベントが各地で開催されています。サステナブルな取り組みを知ると、イベントの見え方も少し変わってくるかも知れませんね。