<radiko配信中>SDGsとロスフラワー 私たちにもできるお花のアップサイクル
この記事に該当する目標
ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエア中のラジオ番組『SDGs MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。
今回も前回に引き続き、株式会社RIN代表でフラワーサイクリストの河島春佳さんにロスフラワーについてお伺いしました。
目標12「つくる責任つかう責任」にからめ、ロスフラワーが果たす環境への役割や、SDGsとロスフラワーの今後についてお届けしています。留学経験もある河島さんに、海外と日本でお花の扱いに違いがあるのかなども教えていただいたので、聞き逃してしまった方はぜひradikoの聴き逃し配信をチェックしてくださいね。
この記事を読んでから聞いてみると、よりお楽しみいただけます。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230226141000
「flower +up cycling」(フラワーサイクリング)のメリット
河島さんのようなフラワーサイクリストたちが行うフラワーサイクリングには、
・廃棄する際の心苦しさや作業工程を減らせる
・循環型経済(サーキュラーエコノミー)へ貢献出来る
・売れ残ってしまった花を買い取ることで損失やゴミ代をカットできる
といったメリットがあります。
こうした試みは、気持ちの面でもコストの面でもマイナス部分を減らすことができます。
私たちにも出来る、お花のアップサイクル
切り花は花瓶の水を毎日変え、茎を1センチほど切り戻してあげるだけでも長持ちします。そして、生花を楽しんだあとはそのお花をドライフラワーにしてスワッグなどを作ることもできます。
ユーカリなどの葉物やアジサイ、バラ、ラナンキュラス、カスミソウなどがドライフラワーに適しています。他にも押し花アレンジなど、お花を長く楽しむ方法は色々あります。簡単なものから気軽にチャレンジできると良いですね。
お花の未来をつなげるフラワーキャリアアカデミー
お花の未来を繋げるフラワーサイクリストになるためのスクールが、この春からまたスタートします。フラワーキャリアアカデミーはこれまで卒業生の70%が個人事業主として活動している実践的なスクールで、お花が好きな人が新しい働き方に出会える場となっています。
これからちょうど卒業式や入学式とお花がたくさん使われる季節になります。そこでもまた、河島さんをはじめとしたフラワーサイクリストたちの活躍があることでしょう。
2月26日に放送したラジオ番組「SDGs MAGAZINE」はradikoにて聴き逃し配信中です。時間が合わず聴き逃してしまった方は、ぜひradikoのタイムフリーで聴いてくださいね!
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230226141000
ゲスト 株式会社RIN代表 河島春佳さん
長野県生まれ。大自然の中で幼少期を過ごし自然を愛するようになる。2014年頃から独学でドライフラワーづくりを学び、2017年 生花店での短期アルバイト時に、廃棄になる花の多さにショックをうけたことから、フラワーサイクリストとしての活動を始める。2018年クラウドファンディングで資金を集めパリへの花留学を実現し、2019年ロスフラワーを用いた店舗デザインや、装花装飾 を行う株式会社RIN を立ち上げる。2020年には花農家と消費者の架け橋として開設したオンラインショップ『フラワーサイクルマルシェ』が、農林水産省HPでも紹介。2021年フラワーサイクリストになるためのスクール『フラワーキャリアアカデミー』をリニューアルし、現在全国の200名以上の卒業生と共に、ミッションとして掲げる “花のロスを減らし花のある生活を文化にする” ために活動中。