画像出典：ナタリー・ポートマン　Instagram【@natalieportman】

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近年、日本でも「なでしこジャパン」の活躍によって脚光を浴び始めた「女子サッカー」。しかし、彼女たちの活躍とは裏腹に、男性のサッカー選手の3～4割程度しか賃金をもらえない事例が多いという事実をご存じでしたか？

賃金差の他にも、スポーツ報道の露出の少なさや、渡航や住居、医療サポートなどの面などで男性選手の待遇と大きな格差があることが問題となっています。この男女格差の是正を求め、アメリカの女子サッカー代表チームが裁判を起こしたことも、記憶に新しいのではないでしょうか？

こうした男女格差をなくすため、選手以外でも立ち上がった女性がいます。

それは、自身も女子サッカーのファンであることを公言している、ハリウッド女優のナタリー・ポートマン。

彼女は、女子サッカーという競技が正当な評価を得られていない現状を変えたいという思いから、ロサンゼルスを本拠地とする新しい女子サッカーチームを設立することを決意。

同チームは、”設立メンバーとオーナーの過半数以上を女性が務める”という、アメリカでも初めてのチーム体制をとります。チーム設立に寄せてナタリーは、「このチームは私たちのコミュニティとプロスポーツの世界において、女性スポーツ選手に目に見える変化をもたらす力になる」と語っています。

ナタリー以外の設立メンバーは、女優のアメリカ・フェレーラやジェニファー ・ガーナー、エヴァ・ロンゴリア、ウゾ・アブダといったハリウッドセレブ、ベンチャーキャピタリストのカーラ・ノートマンやジュリー・ウーマンが名を連ねており、チームの正式名称は今年中に発表されるそうです。

デビューは2022年春が予定されており、今から選手たちの活躍はもちろんのこと、同チームがもたらすムーブメントが楽しみですね！

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