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米国スターバックスで新たな試み! 8月3日(火)からパーソナルカップの使用で1ドルの寄付制度を導入


この記事に該当する目標
14 海の豊かさを守ろう
米国スターバックスで新たな試み! 8月3日(火)からパーソナルカップの使用で1ドルの寄付制度を導入

米国スターバックスが2030年までに使い捨てのプラスチックカップの使用量50%削減する目標を掲げていることをご存知ですか?

目標達成への取り組みの一つとして、8月3日(火)(現地時間)から、米国スターバックスで海を守る新たな取り組みがスタートしました。

その試みとは、8月3日(火)から8月16日(月)までパーソナルカップ(持参したタンブラーやボトル、マグカップなど)で購入した方の売上のうち1ドルを、NGO団体のオーシャン・コンサーバンシーに寄付するというものです。

コロナ禍での感染症対策のためパーソナルカップ使用を禁止していたスターバックスですが、感染対策を強化したサービス改善を行い今年6月22日(火)からパーソナルカップの使用が再開しました。

Instagram (@oceanconservancy)

オーシャン・コンサーバンシーとは?

1972年に設立されたオーシャン・コンサーバンシーは、米国に拠点を置き、健康な海ときれいな海岸を守るべく様々なプロジェクトを通して活動を行っているNGO団体です。過去30年では153カ国で海岸などに海岸のクリーンナップ活動を行っており、そのゴミの総量はおよそ10万トンにも及ぶそう。

私たちが日本のスターバックスでできることとは?

海岸で拾われるゴミの多くは、私たち人間が捨ててしまったものばかりです。その中でも飲食に使われるプラスチックカップや容器などが多いのが現状です。プラスチックゴミだけでも毎年約800万トン(ジャンボ機に5万機相当)*1 のゴミが新たに海に出ていると想定されています

環境省「海洋ごみをめぐる最近の動向」(平成30年9月)より引用

SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」のうち、ターゲット1「1海へ流れるゴミを減らし、これ以上の海洋汚染を防ごう」にもあるように、海洋や海洋資源を保全し持続可能な形で利用できるようにすることが現在重要な課題です。アメリカのスターバックスの様に寄付に紐づけた具体的な施策を行うのも一つの方法ですが、日本のスターバックスでもパーソナルカップの利用は可能になっています。

みなさんもぜひこの機会にお気に入りのタンブラーなどを見つけて、スターバックスのドリンクを楽しくそして海にも優しくコーヒーを楽しんでみませんか?

出典:日本財団ジャーナル


*1.参考 日本財団ジャーナル 【増え続ける海洋ゴミ】今さら聞けない海洋ごみ問題。私たちに何ができる?