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環境に配慮をした新しいスポーツウエア「UNIQLO+」が6月7日(月)より発売


この記事に該当する目標
12 つくる責任つかう責任
環境に配慮をした新しいスポーツウエア「UNIQLO+」が6月7日(月)より発売

古着がファッショントレンドとして認知されたことにより、着なくなった洋服が売買される機会が増えてきました。
また、オークションやフリーマーケットでは、着れなくなった服を誰かに着てもらえるよう出品するなど、ファッション業界にもごみを出さないという認識が浸透してきているように思います。

SDGs17の目標の中には「つくる責任。つかう責任。」があり、その中の3番目には「2030年までに、ごみが出ることを防いだり、減らしたり、リサイクル・リユースをして、ごみの発生する量を大きく減らす。」と定められています。
これは、生産者も消費者も、地球と環境と人々の健康を守れるよう責任のある行動をとろう、という内容です。
消費者が購入後にゴミにならないよう行動している姿は見えてきましたが、企業側がごみを出さないよう、取り組みを行っている事例があったので紹介したいと思います。

アパレル業界では洋服の素材として多く使用される綿花の栽培には、大量の農薬(化学物資)が使用されています。また過剰な化学肥料が土壌に残ると地下水の汚染、土壌微生物の消滅などにより、作物を育てる土壌の力が減少します。
さらに、廃棄する際の焼却処分では、多くのCO2を排出します。CO2が増えると、平均気温が上昇し北極や南極の氷が溶けて海面が上昇、これにより水没する地域が増えると予測されています。
これらのことから、無農薬の綿花栽培(オーガニックコットン)やリサイクル製品の開発に取り組むアパレル企業が増え始めています。
出典:日本オーガニックコットン協会

その中で株式会社ユニクロは、5月24日(月)にスウェーデンのトップ選手と共に開発をしたアスリート仕様のLifeWear コレクション「UNIQLO+(ユニクロプラス)」を発表しました。
Everyday Performanceをコンセプトに、トレーニング時から忙しく動き回る日常までアクティブで健康的な毎日をサポートするウエアをラインナップしています。

リサイクル素材や環境に配慮した製法を採用

このコレクションは、回収したペットボトルをリサイクルした再生ポリエステル素材や再生可能資源であるバイオマス原料由来のポリエステル繊維を素材の一部に使用
パーカにはフッ素を使わない撥水加工剤、ニットには素材ロスを最小限にする編み製法を採用するなど、機能性とサステナビリティを兼ね備えています。

すべての人の、より健康的で、より良い生活のために

昨年7月に発表した、ユニクロ初のチームブランドアンバサダー「ユニクロ チーム スウェーデン」。
その選手からのフィードバックを反映し改良を繰り返したコレクションは、クオリティ、イノベーション、サステナビリティを追究しています。
暑い夏にも最大限の快適さをもたらし、人々の健康的でより良い生活を応援します。

実験を重ね、快適性を追求したウエア

本格的な仕様を実現したのが、ユニクロ有明本部に新設した「服の基礎研究所/ラボ(人工気象室)」です。真夏の温湿度を再現できる気象テストや機能実験により、運動時の身体の発汗場所や量を検証。
通気・透湿性を向上させ、服のクオリティと完成度を高めていきました。見た目も涼しく軽やかに感じられるようスウェーデンの国旗色であるブルーやイエロー、ライトグレーなど新しいカラーリングが施されています。

■服の基礎研究所/ラボ(人工気象室)とは?
製品を着る人の生活がどのように快適、かつ活動的にできるのかを計測・検証し、サプライヤーや第三者機関による調査結果と併せて製品の機能性をより正確に評価する研究所。
ラボ(人工気象室)では、世界の異なる温湿度に対応し、人による温熱、動作、衣服圧の実着用評価や、赤外線、紫外線(UV)照射による日射環境下での評価が可能になっている。

アスリートも満足する機能性と環境への配慮がなされた新たなLifeWear コレクション「UNIQLO+(ユニクロプラス)」は、2021年6月7日(月)より国内のユニクロ24店舗およびオンラインストアにて販売開始です。