• トップ
  • 記事一覧
  • 伝統を未来へ繋ぐ。清酒発祥の地・奈良から世界へ——今西酒造が「SAKE COMPETITION 2026」3冠の快挙を奈良県知事に報告
SHOW CASE

伝統を未来へ繋ぐ。清酒発祥の地・奈良から世界へ——今西酒造が「SAKE COMPETITION 2026」3冠の快挙を奈良県知事に報告


この記事に該当する目標
9 産業と技術革新の基盤をつくろう 11 住み続けられるまちづくりを 17 パートナーシップで目標を達成しよう
伝統を未来へ繋ぐ。清酒発祥の地・奈良から世界へ——今西酒造が「SAKE COMPETITION 2026」3冠の快挙を奈良県知事に報告

日本酒を愛する皆さん、本当においしい日本酒に出会えていますか?

世界一美味しい市販の日本酒を決める品評会「SAKE COMPETITION」は、完全に銘柄を隠したブラインド形式で審査が行われます。ブランドによらず、日本酒の品質のみで競うことを徹底することで、消費者が本当に美味しいお酒に巡り会えるよう新しい基準を示しています。

そんな「SAKE COMPETITION 2026」において、奈良県の今西酒造が見事3冠の快挙を達成しました。2026年10月1日の「日本酒の日」には、今西酒造の第14代蔵元・当主である今西将之氏が奈良県庁を訪れ、山下真奈良県知事を表敬訪問しました。

日々の積み重ねが結実した3冠の快挙

今年は総出品数1,000点以上という激戦の中、今西酒造は以下の部門で1位と特別賞に輝きました。

受賞結果
純米酒部門 第1位みむろ杉ろまんシリーズ Dio Abita(ディオアビータ)
純米吟醸部門 第1位みむろ杉ろまんシリーズ 純米吟醸 山田錦
特別賞TAKANAWA GATEWAY CITY グランドオープン記念 最優秀蔵元賞

この「最優秀蔵元賞」は、長い伝統を受け継ぎ、革新を重ねて世界に誇る日本酒文化を築いてきた蔵元に贈られるものです。今西氏は、「1位という結果は、技術力の向上や設備投資、組織づくりなど、毎年・毎日の地道な積み重ねの成果」であると語っています。

酒造り発祥の地「奈良・三輪」の風土を伝える使命

地方創生や後継者問題が様々な産業で課題となる中、今西氏は「私たちは酒造り発祥の地『奈良・三輪』で酒造りをしているからこそ、その風土の魅力を伝えることを使命としています」と熱い想いを語りました。先人たちが築き上げた技術を現代に再解釈し、国内外へ「おらが酒」としての奈良酒の魅力を発信し続けるとしており、こうした姿勢は持続可能な地域づくりの力強い一歩です。

山下知事もこの快挙を称え、「奈良酒の歴史と体験を直接PRできる場の創出なども共に考えていけたら素晴らしいですね」と、行政と連携した今後の展開に期待を寄せました。

パートナーシップで広がる奈良酒の魅力

地域の魅力を広げるためのパートナーシップは、すでに動き出しています。JR東日本とのコラボレーションにより、「SAKE COMPETITION 2026 純米酒部門」で最優秀酒を受賞した「みむろ杉 Dio Abita」を楽しめるグルメイベント『秋の美酒美食ホッピング in 京浜東北線 東京湾岸エリア』が、東京で開催されます。

期間は10月30日(金)から11月18日(水)まで。広域品川圏エリア(大井町駅〜高輪ゲートウェイ駅〜竹芝駅エリア)の飲食店舗で展開されます。清酒発祥の地・奈良が誇る酒蔵の挑戦。文化の継承に貢献しながら、美味しい日本酒を心ゆくまで楽しむことができる、そんな一瓶に皆さんも出会ってみてはいかがでしょうか。