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7月はプラスチックを使わない一か月⁉企業内でも進む”ステンレスボトル”の活用とは?


この記事に該当する目標
12 つくる責任つかう責任 14 海の豊かさを守ろう
7月はプラスチックを使わない一か月⁉企業内でも進む”ステンレスボトル”の活用とは?

突然ですが、みなさんは「Plastic free July(プラスチック フリー ジュライ)」という言葉をご存知でしょうか。「プラスチック フリー ジュライ」とは、7月に行われる参加型のエコ活動のこと。プラスチックの無い生活を送るために、レジ袋の使用を控えたり、プラスチックで梱包されている飲食物を買わないなど、チャレンジの内容は様々。オーストラリアから始まったこの活動は、現在世界177ヵ国以上が賛同を示しており、2.5億人がチャレンジに参加しているそうです。(公式ウェブサイト https://www.plasticfreejuly.org/

画像出典:「プラスチック フリー ジュライ」公式HP

■企業にも広まる、ステンレスボトルの使用促進

現代社会が抱える環境問題を、楽しみながら自主的にエコチャレンジすること。こうした動きは企業にも広まりつつあります。ステンレスボトルブランド「Hydro Flask(ハイドロ フラスク)」は使い捨てプラスチックの消費と廃棄物の削減を目指すキャンペーン#RefillForGood キャンペーンを実施中。7月の一か月間、プラスチックフリーな日常の写真や動画に「#RefillForGood」のタグをつけてインスタグラムで投稿し、活動を支援することを呼びかけています。

画像出典:「Hydro Flask」公式HP

都内のPR会社、サニーサイドアップグループも「Hydro Flask」を活用したエコチャレンジに取り組んでいる企業のひとつ。「身近な所から、SDGsに貢献することは出来ないか」と考えた同社では、企業ロゴの「目玉焼き」を配した、オリジナルのステンレスボトル制作を企画したそうです。ボトルは社員メンバーやその家族を中心に配布。愛着のあるマイボトルを持ち歩くことで、社員メンバー一人ひとりがプラスチックごみ削減に対する課題意識を持てるようになったそうです。

SDGsが掲げる課題の一つでもある環境問題。「海の豊かさを守ろう」という大きなテーマだと、なかなか”自分ゴト”にするには大変です。ですが、「ペットボトル飲料の購入を控えて、ステンレスボトルに切り替える」という小さなチャレンジだと、SDGsの活動に取り組みやすいかも知れませんね!レジ袋も有料化となった2020年7月。これを機にぜひ読者のみなさんも、身近なところから「プラスチック フリー ジュライ」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。