世界中の学生が気候変動解決のために立ち上がる!音楽フェス「Climate Live」が2021年4月24日(土)に日本でも開催!
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2018年に全世界で大ヒットを記録した伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、「Live Aid」を再現したクライマックスが話題となりました。Queenが圧倒的なパフォーマンスで歴史に残るステージを披露したこのLive Aidは、「アフリカ難民救済」を目的として1985年に行われた、20世紀最大のチャリティーコンサート。
そのLive Aidから35年がたった今、音楽の力で地球を救おうと奔走している若者たちがいます。
「Climate Live」は、2021年11月に行われるCOP26(気候変動の国際会議)に向けて機運を高めることを目的とした活動です。発案者は、気候変動による度重なる自然災害に危機感を覚えたイギリスの高校生たち。Queenのメンバーであるブライアン・メイの「気候変動を訴えるLive Aidのようなライブがあればぜひ参加したい」という発言を聞き、音楽を通じて同世代に気候変動を訴えることを考え始めたのがスタートでした。
気候変動問題解決に向けた行動を起こしたいという思いに、世界中の若者が参加を表明。イギリス、オーストラリア、アメリカ、日本などの40カ国で、2021年4月24日(土)または10月16日(土)に音楽ライブイベントを開催されることが決定しています。
※参加国・開催日時は、2020年11月20日時点のものです。
日本でも、大学生や高校生を中心とした実行委員会が立ち上がり、音楽ライブ制作やNGOの専門家・アドバイザーと協力をしながら、「Climate Live Japan」開催に向けた活動をスタート。これからの日本を支える若い世代の思いに共感し、気象学者の江守正多さんやタレントの末吉里花さん(一般社団法人エシカル協会代表理事/日本ユネスコ国内委員会広報大使)をはじめ、音楽プロデューサーの小林武史さんや亀田誠治さん、アーティストの水曜日のカンパネラKOM_IさんやLittle Glee Monsterなど、多数の専門家や著名人が賛同しています。
海外では、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん、若手社会派シンガーのデクラン・マッケンナさん、英国バンド、グラス・アニマルズさんなども賛同。
こうした各国の賛同アーティストやアクティビストが出演するビデオメッセージも、Climate Live Japanのウェブサイトで公開されています。
日本は地球温暖化対策の国際的枠組「パリ協定」において、「2030年度の温室効果ガスを2013年度比26%減にする」という削減目標を示しました。日本財団が2020年1月に発表した「18歳意識調査」によると、「この目標が各国の目標に比べて十分か」という問いに対し、47.6%の若者が「わからない」と回答。日本の若者の気候変動に対する危機感の低さが表れています。
SDGsの目標達成期限である2030年には、文字通り”社会の主役”になっているであろう若者世代。人々の心をつなぐ音楽を通じて、気候危機への意識を高めていこうとする、彼らの今後の発信や活動にも期待したいですね!
■Climate Live Japan 開催概要
[日程]2021年4月24日(土) ※時間未定
[場所] 未定 ※都内近郊会場での開催、または配信による開催を想定
[内容] 気候変動の解決に向け、40か国の若者が中心となり、世界中で開催する音楽フェス
[出演者] 未定
[主催] Climate Live Japan実行委員会
[公式サイト]
https://climatelivejapan.com/
[公式SNS]
Facebook:Climate Live Japan
Twitter:@climate_japan
Instagram:climatelivejapan
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCKzgY_HfStZxedFvjyoLm2g
- [日程]2021年4月24日(土)※時間未定
- [場所] 都内近郊会場での開催または配信による開催を想定