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【Z世代】英国で話題のミニバケーション、以前より短い休暇を取得する傾向へ

【Z世代】英国で話題のミニバケーション、以前より短い休暇を取得する傾向へ

#TREND
  • 働きがいも経済成長も

コロナが流行したことで、必要に迫られた在宅ワークですが、その利便性に気がついた人も多く、世界ではこれまで以上に、より柔軟な働き方が推奨されるようになりました。
先日、そんな働き方の変化によって、新たにトレンドとなった旅行のあり方について、格安のトラベルプランを提供する大手航空会社が興味深いニュースを発表しました。それは、年間を通して短い休暇を複数回とる、という事。この働き方、実は、イギリスで働くZ世代の間で流行となっています。柔軟な働き方を活用して、「stay」と「vacation」を組み合わせたステイケーションを行い、サクっと気分転換するというもの。今日は、そんな新しい旅行のあり方についてEasy Jetが公表したデータを通してお話していきます。

短いホリデーを取るのは意味がある!

このトレンドを取り入れているのは、10代後半から20代中盤までのいわゆるZ世代と言われる若者。Easy Jetによると、ロンドンでは年間平均3回の国際休暇を取得、また、その33%が以前より短い休暇を取得しているといいます。短い休暇を取得するのは、これまでよりも柔軟な働き方が認められているからこそ。例えば、金曜日は旅先で働くいわゆるワーケーションを行い、土日はホリデーとして旅先でリフレッシュする、というもの。どうせ仕事をするなら気持ちのよい場所でリフレッシュしながら働きたい!という考え方は、まさにリモートワークが叶えた考え方。「旅行に行くなら仕事のことは考えたくない」、なんて考えが一般的だったのはつい最近ですが、きっと当時は想像もつかなかった現実です。

イギリスで人気のバケーション先とは?

日本と同じく島国であるイギリスですが、周辺のヨーロッパ諸国とはまさに目と鼻の先、飛行機やユーロスターを使って、ほんの数時間で行くことができます。また時差はほとんどなく、あっても仕事には大きく影響しない程度。とにかくワーケーションにはうってつけの条件。とくにイギリスでは、スペイン、イタリア、フランス、ポルトガル、オランダといったEU圏内に位置する諸国が人気なんだとか。どの国も2時間程度で向かうことができるにも関わらず、国民性や食の特色が豊かで、旅行気分を存分に楽しむことができます。

日本でも・・・?

日本から近く、圧倒的に人気を誇る旅先は韓国。K-POP、韓国グルメの流行は留まることをしらず、距離も近いため、気軽な週末旅行やワーケーションもしやすい所が人気の理由の一つです。
日本は北から南までさまざまな地域性があり、国内旅行も十分に楽しめる場所。海外にはまだ抵抗がある人も、国内でのワーケーションなら気兼ねなくできそう!なんていう声もあるのではないでしょうか。
持続可能なワーキングスタイル、楽しく元気に働くことは、SDGsの目標8『働きがいも経済成長も』に大きく関わります。働き方は人それぞれ、また勤める企業の環境にも左右されますが、色んな制度をうまく活用して、ステイケーションという選択肢も少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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