<radiko配信中>日本と海外で違いはある?下北沢・パリなどのまちづくり・再開発から学ぶ、理想の街づくりとは
この記事に該当する目標
ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエア中のラジオ番組『SDGs MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。
今回も、前回に引き続き、都市デザインの専門家である明治大学理工学部の教授・小林正美さんをゲストにお迎えし、目標11「住み続けられるまちづくりを」にテーマに様々なまちづくりについてお話を伺いました。
小林さんがこれまで手掛けた下北沢・岡山県の高梁市・姫路などのまちづくりのほか、海外パリのシャンゼリゼ通りなどを例に、理想のまちづくりについて学ぶことができますよ。
聞き逃してしまった方はぜひradikoの聴き逃し配信をチェックしてくださいね。
この記事を読んでから聞いてみると、よりお楽しみいただけます。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230521141000
小林さんが手がけた日本国内のまちづくり
小林さんがまず行ったのは、「シャレットワークショップ」手法による大学連携まちづくり教育への継続的取り組みとして、2013年に日本建築学会教育賞を受賞した岡山県高梁市のまちづくり。
続いて姫路市の「駅前広場と道路/姫路駅北駅前広場および大手通り」の開発も、2015年グッドデザイン・地域づくりデザイン賞 BEST100に選出されています。姫路市はさらに2020年に全国初の「歩行者利便増進道路(ほこみち)」に指定され、大きな注目を集めました。
記憶に新しいのは、下北沢駅前の再開発。大きく開発が行われたのは最近のことですが、実はものすごく長い期間住民の方と話し合いを重ね、現在の形となったそうです。
街の文化が強い街なだけあり、住民はもちろん、事業者・周囲の意見も多くなる、こうした場所のまちづくりでポイントとなるのはどんなことなのでしょうか。
世界で話題となっているパリの再開発
自然にも市民にも優しい都市改革として、ソフトモビリティ「徒歩、自転車、キックボードなど、環境を優先した移動手段」や緑化をキーワードに環境と共生するパリのまちづくり。エッフェル塔周辺を巨大な庭に変えるものや、シャンゼリゼ通り一帯を緑化=アースコンシャスに変えるプロジェクトが動いています。
パリに憧れのイメージをもつ人は多いですが、これを聞くとまたさらに素敵な街になりそうです。
一方、ここまで大胆に緑化していく再開発は、日本ではあまり見られないように思います。ここにはどんな違いがあるのでしょうか。
5月21日に放送したラジオ番組「SDGs MAGAZINE」は、radikoにて聴き逃し配信中です。時間が合わず聴き逃してしまった方は、都市デザインの専門家である小林さんの意見をぜひ、radikoのタイムフリーで確認してみてくださいね!
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ゲスト 明治大学教授 小林正美さん
東京生まれ 東京大学工学部建築学科卒業
同大学院修士課程修了の後、東京都庁舎や国立代々木競技場を手掛けた世界のタンゲ こと丹下健三・都市建築設計研究所に勤務し、アメリカのハーバード大学への留学を経て、明治大学理工学部専任講師となる。
専門は建築設計および都市デザイン論。「シャレットワークショップ」の手法により全国各地でまちづくり活動に参加。