TikTokで流行している「Quiet Quitting」という言葉をご存知でしょうか。日本語に訳すと、「静かな退職」となりますが、これは仕事を辞めることを意味するのではなく、「必要以上に働かない」ことを意味します。この「Quiet Quitting」の考え方は、Z世代を中心に共感されていますが、その背景には何があるのでしょうか。考えられることは、新型コロナウイルスがきっかけとなったリモートワークの広がり。新しい働き方をどんどん取り入れていこうという社会の変化。また、「失われた30年」ともいわれている、経済成長の停滞から生まれる日本の閉塞感も関係しているのかもしれません。
今回は、「Quiet Quitting」が支持される理由、そして、この言葉に紐づく持続可能な働き方について考えてみたいと思います。
「Quiet Quitting」という言葉が生まれた背景とは?
「Quiet Quitting」は、もともと10年以上前に生まれた言葉のようですが、最近になってこの言葉が注目されたのは、ニューヨークで働くザイド・ハンさんがTikTokに投稿した17秒の動画がきっかけでした。