<radiko配信中>バリアフリーやユニバーサルデザインで 「住み続けられるまちづくりを」
この記事に該当する目標
ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエア中のラジオ番組『SDGs MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。
今週の放送では、ゲストに慶應義塾大学の中野泰志教授をお招きし、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」について考えました。今回話題にあがった「ラジオ・チャリティー・ミュージックソンから考えるバリアフリー」、「街づくりにおける現状と問題点」は、私たちの毎日の暮らしの中で考えることができる身近なテーマです。
時間が合わず、聞き逃してしまった方はradikoにて聞き逃し配信されています。この記事を読んでから聞いてみると、よりお楽しみいただけます。ぜひチェックしてくださいね。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20221211141000
身近なところに溢れている「バリアフリー」
みなさんはバリアフリーと聞いてどんなものを思い浮かべるでしょうか。エレベーターやスロープ、手すりなどがイメージしやすいでしょうか。一口にバリアフリーといっても様々なものがあります。大掛かりな機械や備品だけではなく、音のでる信号機や点字ブロックなどを含めると実はたくさんのバリアフリーの設備が街の中に散りばめられています。
ユニバーサルデザインとバリアフリーの関係
障害によりもたらされるバリアに対処するバリアフリーの考え方に対し、あらかじめ障害の有無・年齢・ 性別・人種等に関わらずどんな人でも利用しやすいよう都市や生活環境をデザインするのがユニバーサルデザインの考え方。
スマホアプリや自動販売機など、近年はユニバーサルデザインを重視して作られるものも増えてきています。
目標11「住み続けられるまちづくりを」安心して住み続けられる街とは
目標11のターゲットには、住むのに十分で安全な家に安い値段で住むこと、だれも取り残さない持続可能なまちづくり、安全で使いやすい緑地や公共の場所を使えるようにする、など様々なものがありますが、そもそも「安心して住み続けられる街」とはどのようなものでしょうか。
社会保障の問題や、最近の物価高など色々な切り口から考えることができそうですね。日本だけでなく世界の現状も含め一緒に学んでいきましょう。
ゲスト 中野泰志先生
国立 特別支援教育 研究所の視覚障害教育・研究部を9年間勤務されたのち、慶應義塾大学経済学部の教授として心理学とバリアフリーを担当。
その後、東京大学のバリアフリープロジェクトにて福祉のまちづくりにおける障害当事者参加と「気づき」に関する研究を進めていき、現在も慶應義塾大学にてバリアフリーやユニバーサルデザインに関する研究もされています。
そして、ニッポン放送で毎年開催されるチャリティ番組『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』にも出演者としてだけでなく、メインパーソナリティーのアドバイザーとしても長年に渡って携わってこられました。