ピンクリボン運動は、毎年10月をピンクリボン月間として、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の受診率向上を目指す世界的な取り組みです。
日本では女性の９人に１人が乳がんにかかるといわれていますが、乳がんも子宮頚がんも早期発見による早期治療が有効な病気です。そしてこうした癌は、毎年の受診がきっかけとなり早期発見に繋がる事例も少なくありません。

医療・介護・予防医療を軸にウェルビーイング・フロンティアを目指す桜十字グループは、「人生100年時代の生きるを満たす」を実現するため、様々な取り組みを進めています。そのなかでも、桜十字福岡病院の人間ドック・健診センターおよび桜十字博多駅健診クリニックでは、年間を通したピンクリボン運動にかねてより力を入れています。

今月15日にも、また新たなイベントが開催されるようです。

福岡桜十字のピンクリボン活動

福岡桜十字では、毎年10月のピンクリボン月間に、忙しい方のために一部クリニックで日曜日に受診ができるよう対応したり、乳腺エコーやマンモグラフィなどがセットで受診できる特別コースを新設したり、カフェやデパート、一般企業などとも協力し、多くの方が乳がんの健診を受けることができるようさまざまな取り組みを続けています。

ピンクリボン月間だけでなく、母の日に大切な方に乳がん検診をプレゼントするという企画を行ったほか、クリスマスには桜十字の園芸チーム、“美花隊“の指導のもと、ピンクのリボンをあしらったオリジナルのクリスマスリース作りを楽しみながら乳がんについて相談することができるというイベントも実施しました。

3月15日開催！コストコとのコラボイベント

そんな福岡桜十字ピンクリボン運動の新しい取り組みが、この3月にも行われることになりました。今回のコラボ相手はコストコで、3月15日、福岡県のコストコ久山倉庫店内で開催予定。当日は福岡桜十字のピンクリボンチームやリハビリ部のブースが出店し、コストコ会員限定で、家族で乳がんについて学ぶことができ、体力測定なども受けることができます。

このイベントは、桜十字が以前よりコストコのエグゼクティブ会員限定の優待サービスで人間ドック特別コースを提供していた縁で開催することになったといいます。

｢人生100年時代の生きるを満たす｣桜十字

2005年、熊本県の民間病院の中で最大の病床数を有する「桜十字病院」から始まった桜十字グループ。今では病院のみにとどまらず、医療・介護・予防医療のヘルスケア領域において社会に必要な様々な事業やサービスを全国に展開しています。

「人」は幼少期から成人期、そして老年期にいたるまで、生きることがひとつの「Life Story」として繋がっています。人生100年時代を迎える今、これまで高齢者医療に向き合ってきた桜十字は、病気ややケガを治す身体的なケアだけでなく、精神的・社会的に「生きるを満たす」新たな概念による事業やサービスを提供していこうとしています。

桜十字グループが目指しているのは、時代の変化に対し、進化し続けることで、「カラダの健康」に加え、「ココロのしあわせ」「ひと・マチ・社会のあり方」。これら３つを基軸に、QOL(生活の質)の豊かな未来を切り拓く「ウェルビーイング・フロンティア」です。

SDGsの目標3は「すべての人に健康と福祉を」、そして最後の目標である17は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。

桜十字とコストコのように、私たちも色々なシーンで周りの人たちと協力し合いながら目標達成への歩みを進めていきたいですね。

福岡桜十字ピンクリボン運動×コストコ久山倉庫店コラボイベント
日時：2025年3月15日（土）10:00～15:00
場所：コスコト久山倉庫店（福岡県糟屋郡久山町山田字高柳1152-１トリアス久山）
参加費：無料
※コストコ店内でのイベントのため店内に入場可能なコストコ会員のみが対象


執筆／フリーライター Yuki Katagiri