バレンタインは地球にも人にも優しく。「ウェルビーイング」なチョコ5選
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新年を迎え早くもひと月が経ち、もうすぐバレンタインですね。
皆さん、自分へのご褒美や大切な人へのギフトの準備は出来ましたか?
今年のバレンタインは、世界各国のショコラトリーやパティスリーから、地球にも人にも優しい「ウェルビーイング」なチョコレートが多数登場しています。
人気メゾンの王道ショコラやお洒落なパッケージのチョコレートも素敵だけど、食べる人も作る人もすべての人がハッピーになれるチョコレートで、サステナブルなバレンタインを過ごしてみませんか。
ウェルビーイングとは
「ウェルビーイング」は、直訳すると「幸福」や「健康」の意味があり、肉体的・精神的・社会的な健康や満足した生活が送れていることなどの「持続的な幸せ」を指します。 この言葉は、もともと世界保健機関(WHO)の憲章をはじめとする医療や社会福祉の分野で使用されていましたが、SDGs目標に「すべての人に健康と福祉を」が設定されたことや、働き方改革、コロナ禍で高まった健康意識、価値観の多様化などの様々な理由から近年注目されるようになりました。
「ウェルビーイング」なバレンタインチョコ5選
チョコレートの世界でも、農地支援やフェアトレード、エコパッケージ、からだに優しいオーガニックやハイカカオ、食の多様性に応えるヴィーガンなど、より良い未来に繋がる「ウェルビーイング」な商品や取り組みが広がりを見せています。
今回は、その中からバレンタインにおすすめのチョコレート5選を紹介します。
日本初上陸!パリ発のヴィーガンショコラ
2019年にパリでスタートした新ブランド「ルナ・クレアシオン パリ」のコンセプトは、ヴィーガン、オーガニック、プラスティック不使用。 宇宙や月をイメージしたマーブル模様が目を引くチョコレートは、白砂糖の代わりにメープルシロップやココナッツ糖を使用。着色料も自然由来のものに限定しています。
チェリー&柚子のホワイトチョコレート、オレンジ&ガナッシュ、ノワゼット&オーツ麦、アーモンドチャイ&グルノーブル産くるみの4種の詰め合わせ。
環境に優しいエディブルフラワー×ショコラ
省エネルギー、省水で栽培し、農薬を使わないエディブルフラワー専門店「エディブルガーデン」の花を使った、ブルガリ イル・チョコラ―トの美しいショコラ。ローズピスタチオなどの3種のチョコレートそれぞれにエディブルフラワーをトッピングし、ブルガリならではのエレガントなビジュアルに仕上げられています。
佐賀の手すき和紙工房がロスフラワーを使用して制作したオリジナル和紙スリーブ付き。
新時代のチョコレート「ホールフルーツチョコレート」
辻口博啓シェフが手がけるショコラトリー「ル ショコラ ドゥ アッシュ」からは、従来廃棄されていたカカオフルーツの果肉部分をアップサイクルした100%カカオフルーツの「ホールフルーツチョコレート」を使用した商品が登場。
ホールフルーツチョコレートにカカオパルプとバナナのガナッシュで南国フルーツのパートドフリュイを挟んだ3層仕立てで、自然な酸味とフルーティな香りが楽しめます。
国際フェアトレード認証のタブレット
世界中でたくさんの人に愛されているフェアトレードチョコレートブランド「Divine」。 ガーナの小規模農家の協同組合「クアパ・ココ」のフェアトレードカカオ豆が使われています。
リーズナブルな価格でラズベリーや、ジンジャー&オレンジなど全12種のユニークなフレーバーが揃っているので、自分用にも気軽に渡せるギフトにもおすすめです。
生産者支援に取り組む「MAAHA CHOCOLATE」のテリーヌ
ガーナの小さなチョコレート工場から誕生した「MAAHA CHOCOLATE」 。
代表の田口愛氏がチョコレートを食べたことがなかったカカオ農家に味と作り方を伝えるため、現地に小さなチョコレート工場を建てたことから始まり、現在は収益の一部をアフリカ・ガーナのカカオ生産者支援や新たな工場建設に還元しています。
一番人気の「カカオテリーヌ」は、一口食べるとガーナカカオの濃厚で深いコク味わいが口の中に広がり、温めたり冷やしたり温度によって様々な食感が楽しめます。
いかがでしたでしょうか。
作られる過程や作り手の想いを知って選ぶだけで、より良い未来に繋がる「ちょっといいこと」に参加することが出来るかも知れません。
今年のバレンタインはウェルビーイングなチョコレートに注目してみてはいかがでしょうか。